◆黒部市での主な活用実績(令和元年度~令和5年度)
※森林環境譲与税は令和元年度から前倒しで譲与が始まっています。
(1)手入れが行き届かず過密になった森林(スギ林)の間伐
▽事業量
・浦山地内…3.73ha
・東布施地内…2.32ha
育ちの悪いスギや雑木などを伐採し、暗かった森林が明るくなりました。残りのスギが良好に育つことで水を蓄える力が強くなり、土砂災害や豪雨災害に強い森林になっていきます。
(2)県産木材でつくった遊具の設置
▽事業量
すべり台など3基(くろべ市民交流センター「あおーよ」内ほがらか子育てセンター)
森林の木々は大気中の二酸化炭素を吸収し炭素を蓄えることで成長します。成長した木が建築物や木製品に加工されても、それまでに蓄えられた炭素はそのまま木の中に閉じ込められています。木を伐採した場所では、再び木を植えて新たな森林を育てていくことで、二酸化炭素の吸収量が増え、地球温暖化対策にも大きく貢献できます。
(3)海岸保安林での松くい虫対策(樹幹注入)
▽事業量
荒俣海岸の保安林
松500本
市内の海岸沿いに広がる松林は強風から人家を守ってくれますが、これまでに病害虫(松くい虫)の被害を受け、多くの松が枯れてしまいました。被害の拡大を食い止めるため、海岸保安林内の松に松枯れ予防薬を樹幹注入しています。
問合せ:
・森林環境税に関すること…税務課【電話】54-2117
・森林環境譲与税に関すること…農林整備課【電話】54-2604
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