■お酒は1日にどのくらい飲んでいいの?
お酒を飲むと緊張がほぐれたり、血行が良くなったりして心と体を潤してくれます。
しかし、適正量を超えてお酒を飲むと、心身に大きな悪影響を与えてしまう可能性があります。
○急性アルコール中毒
急激に多量のアルコールを摂取することで、意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸が悪化するなど、危険な状態になります。死亡に至るケースも毎年発生しています。
○全身の臓器への影響
アルコールの飲み過ぎにより、いろいろな臓器に病気が起こります。特に、アルコールの分解をしてくれる肝臓は病気になりやすく、症状が出るまで気づきにくく重篤化しやすい、という特徴があります。症状は、おなかに水がたまったり、皮膚が黄色くなったり、食道のこぶが破裂して吐血したり、意識障害が起こったりします。お酒を過度に飲み続けると肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝→炎症が起こる肝炎→硬くなる肝硬変へと悪化していきます。最悪の場合死亡に至る危険性もあります。
○アルコール依存症
大量のお酒を長い期間飲み続けることが主な原因で発症する精神疾患の1つです。お酒をやめたくてもやめることができなくなったり、飲む量をコントロールできなくなったりして、仕事や家庭など生活面にも支障が出てくることがあります。
↓ 1日の適正量を守って、楽しくお酒を飲みましょう!!
○1日の適正量 純アルコール量「20g」の量はどのくらい?
(1)~(6)のどれか1つまで
純アルコール量とはお酒に含まれているアルコールの量で、飲酒することによって体内にどのくらいのアルコールが入ったかを示します。商品の栄養成分表示の下に記載されているものもあるので見てみてください!!
(1)ビール
中ジョッキ1杯(500ml)
(アルコール度数5%)
(2)日本酒
1合(180ml)
(アルコール度数15%)
(3)チューハイ
1缶(350ml)
(アルコール度数7%)
(4)赤ワイン
小グラス2杯(200ml)
(アルコール度数12%)
(5)焼酎
コップ半分(100ml)
(アルコール度数25%)
(6)ウィスキー
ダブル1杯(60ml)
(アルコール度数43%)
問合せ:保健福祉課 健康増進係
【電話】62-0324
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