このページは、小・中学生、高校生を対象に市内で働く人・職業を紹介しています。先輩たちのメッセージを参考に、未来の自分を探してみませんか。
■放課後児童支援員 秋月 美優 さん 下関市出身
□どんな仕事ですか?
放課後や長期休暇中に、保護者が共働きなどにより昼間家庭にいない小学生を施設(放課後児童クラブ)で預かり、安心して過ごせる遊びや生活を支援し、成長を見守る仕事です。自然体の子どもたちと関わることができて、本当に楽しいですよ。
□補助員がきっかけで
市の放課後児童支援員の補助員として登録し、この仕事に出会いました。同時期に他の仕事もしていましたが、放課後児童クラブの子どもたちに会えるのが楽しみだったんです。補助員になって初めて、この仕事の魅力に気付かされました。
□大切なことは?
放課後児童クラブでは、小学校低学年~高学年と、さまざまな発達段階にある子どもを預かります。子どもの発達段階や個性を考慮し、支援したり、自発的にできることを見守ったりすることが大切です。
□子どもたちを預かる準備
平日昼過ぎ、名陵児童クラブに放課後児童支援員・補助員が出勤し、清掃や事務作業をしながら、活発に情報交換をします。
「最近、○○ちゃんが連絡帳を出す習慣が身に付いた」
「○○くんが学校で喧嘩したみたい。少し様子を見ましょう」
秋月さんたちは、子どもたちの成長や心配事を共有し、子どもたちの登級を待ちます。
□笑顔あふれる児童クラブ
下校のチャイムが鳴った数分後。児童クラブに駆け寄る子どもたちに秋月さんは「おかえり!学校どうだった?」と笑顔で迎えます。
秋月さんは「子どもは気持ちを上手く言葉にできないこともあります。急かさず、ゆっくり時間をかけ、笑顔で話を聞くように心掛けています」と話します。
「子どもが大好き!」その気持ちが集まることで、笑顔あふれる児童クラブになっているのかもしれませんね。
放課後児童クラブ支援員の募集案内
【URL】https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/human/1566.html
(写真)登級確認をしながら、子どもたちを迎えます。
(写真)みんなでハロウィーンの折り紙作り。
(写真)「あっきー」とあだ名で呼ばれるようになり、うれしい!
※写真は本紙参照
▼取材協力
名陵児童クラブ
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