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自治体の皆さまへ

妊娠期から子育て期までの相談をお受けします

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山口県下関市

■こども家庭センター
4月1日から「こども家庭センター」を開設しました。
妊産婦の皆さんや子どもとその家庭が安心して生活を継続できるよう「母子保健」と「児童福祉」の機能が一体となり、それぞれの家庭の状況に応じた支援を切れ目なく行います。
・母子保健
妊娠・出産・乳幼児等に関すること

問合せ:健康推進課母子保健係
【電話】231-1447

・児童福祉
子育てに関する不安・悩み、虐待、ヤングケアラー等に関すること

問合せ:こども家庭支援課相談支援係
【電話】231-1980

※「こども家庭センター」は施設名ではありません

▽こども家庭センター センター長 光吉 計志
下関市は子どもや子育て中の方々に優しいまちづくりを目指し、こども家庭センターを開設しました。
「こども家庭センターって何しよるん?」とよく聞かれますが、妊産婦、子ども、子育て家庭の不安や心配事についていろいろな相談を受ける所です。関係機関と連携して支援につながるよう相談員などが一緒に考えます。
子どもたちが、いつも明るい笑顔でいられるよう、「こどもまんなか社会」を実現していきます。

▽こども家庭センター 統括支援員 吉永 三津
妊娠・出産・子育ては、子どもの成長に喜びや幸せを感じる反面、どうして良いか分からないことも多いと思います。
子育ては一人では難しくても、いろんな力を合わせれば何とかなるものです。実際、私もいろんな方に助けてもらい、子どもたちが成長したと感じています。子育てのことで悩んだら、話すことでホッとすることもあると思います。
サービスなどの紹介もできますので、一人で抱え込まずに気軽にご相談ください。

■気になることを話してみませんか?私たちと一緒に考えましょう
事例(1)産後ケア
▼現状
誰にも頼れない。
私一人でどうしたらいいの?

▼対応
●育児に関する悩み・困り事への助言
●利用できる支援サービス等の紹介
●申し込み・手続き・利用料等の説明

(イラスト)少しでも心身の疲れをとってほしい。

▼解決後の感想
・母親
「産後ママとベビーのためのケア事業」を利用して、体を休めることができました。助産師さんに授乳や沐浴(もくよく)のことなど相談ができて、不安が解消しました。

事例(2)育児負担・不安
▼現状
(イラスト)体調不良で思うように家事、育児ができない。
子どもと遊んであげられない自分が嫌っ!

(イラスト)ママ、どうして泣いているの?
いい子でいるから泣かないで。

▼対応
●サービスの紹介・利用調整
(養育支援訪問・家事育児支援・ショートステイ・一時預かり等)
●電話や家庭訪問などで相談対応

(イラスト)一人で抱え込まないで欲しい。

▼解決後の感想
・母親
育児への不安が大きかったけれど、自身の体調や生活に関する困り事を相談できて、安心して育児ができるようになりました。

事例(3)不登校
▼現状
(イラスト)どうすればいいの?
学校を転校すれば、本当に解決できるの?

(イラスト)学校に行きたくない!
いじめられるから嫌だ!

▼対応
●関係機関との連絡調整や相談対応
●ひきこもり家族教室、家族会の案内
●子どもへの対応に関する助言

(イラスト)子どもの将来のこと不安ですよね。

▼解決後の感想
・母親
支援員さんのおかげで、手続きが進んで転校することになり、新たな気持ちで学校生活に向き合えるようになりました。子どもとのコミュニケーションも多くなり、お互いの気持ちに触れることができたと思います。

事例(4)ヤングケアラー
▼現状
(イラスト)おじいちゃんの世話は僕がしないと。
いつまでこんな生活が続くのだろう…。

(イラスト)息子に負担を掛けているのは分かっているけど。ひとり親だし、仕事をやめられない。

▼対応
●子どもの悩みや気持ちを傾聴
●一緒に料理や洗濯等の家事支援
●介護保険サービスを見直し、子どもの負担を軽減

(イラスト)息子さんの負担を減らし
学校に通うことができるようになると良いですね。

▼解決後の感想
・息子
一人でおじいちゃんの世話や料理などをしていてつらいときが多かったけど、話を聞いてもらって、気持ちが楽になりました。ヘルパーさんの訪問回数も増えたので、安心して学校に行けます。

・母親
支援員さんが訪問してくれるようになってから息子の表情も明るくなりました。おじいちゃんのことはケアマネジャーに相談しようと思います。

※イラストは本紙参照

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