■自動車の電動化
2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すさまざまな取り組みの一つとして、自動車の電動化があります。
国土交通省の資料では、2021年度における国内での二酸化炭素排出量のうち、自動車分野の排出量が15・1%を占めています。
こうしたことから、2021年6月に経済産業省が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、2035年までに、乗用車の新車販売で電動車100%の実現を掲げています。
ここでいう電動車とは、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車(HEV)のことをいいます。
世界各国においても自動車の電動化が進められており、主要な国・地域における電気自動車の販売比率は、中国で21・1%、欧州で13・6%、北米で7・9%となる一方で、日本では2・3%となっています。
今後も、国では、補助金により電気自動車などの導入費用を支援し、環境に配慮した乗用車の普及促進を図ることとしています。あわせて、充電インフラの整備もバランスよく進めるなど、グリーン成長戦略の目標実現に取り組み、2050年カーボンニュートラルを目指すこととしています。
問合せ:環境政策課
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