■卒業証書の紙すき
美和町の長谷(ながたに)地区では、長谷みどりの会を中心に、ミツマタを使った伝統的な和紙づくりを継承する活動を行っています。その主な活動として、美和中学校の生徒が、3年かけて和紙作りの各工程を体験し、最後に出来上がった和紙を自分の卒業証書にする取り組みがあります。
2月3日、長谷交流館で美和中学校3年生の生徒が、和紙づくりの最後の工程である紙すきを行いました。長谷みどりの会の指導の下、水で溶いた原料の中に木枠を入れて、すくい上げていく作業を繰り返し行いました。生徒たちは苦戦しながらも真剣に取り組み、和紙が出来上がると笑顔があふれていました。
この和紙は乾燥させた後、世界で一つだけの自分の卒業証書となり、卒業式で授与されます。
■字の上達を願って
1月5日、周東中央公民館で「新春書き初め会」が開催され、周東町と玖珂町から54人の小中学生が参加しました。4年ぶりに参加者が一堂に会した書き初め会で、児童や生徒たちの筆の運びは伸び伸びとして力強く、それぞれが満足のいく作品を書き上げていました。
■地域の人たちを守り続けるために
1月8日、錦町広瀬の錦川で「消防団錦方面隊による一斉放水」が行われました。
放水開始の号令が掛かると、団員が抱えた筒先からきれいな水の弧がしぶきを上げて描かれました。
日頃から訓練を重ね、地域を守っている団員への感謝の気持ちを抱きながら、多くの人が橋の上から眺めていました。
■性の多様性を学ぶ
1月10日、美和老人福祉センターで「身近に居るセクシュアルマイノリティ-を知ろう」と題した人権講座が開催されました。
人権教育啓発指導員のナオミ(齋藤克彦)氏が講師となり、セクシュアルマイノリティ-の人の体験談を交えた講話がありました。来場者は多様な性のあり方について理解を深める機会となりました。
■とんど焼きであたたまる
1月7日、神東小学校で「とんど焼き」が開催されました。
参加者が今年1年よい年になるように願いを込めて作ったやぐらに、子供たちが火を付けると煙が勢いよく青空に伸びました。また年代を問わず、コマ回しやけん玉などを楽しむ光景も見られ、心温まる地域行事となりました。
■節分にちなんだ親子こうさく♪
1月18日、こども館で「節分・豆まきの工作教室」が行われました。参加した子供たちはお母さんと牛乳パックにテープを貼ったり、飾り付けをしたりして、鬼のお面と豆入れバックを作りました。子供たちは作ったお面を被って、壁に貼られた鬼に怖がりながらも丸めた新聞紙を投げ、豆まきを楽しみました。
■鮮やかなおひな様フレーム完成!
1月22日、南桑基幹集落センターで「押し花で作るおひな様のフレーム作り」が開催されました。
3月の桃の節句に合わせたこのイベントには10人が参加しました。
参加者はパンジーで着飾ったおひな様をフレームの真ん中に配置し、さまざまな種類の押し花を散りばめて、十人十色の作品を完成させました。
■かわいいてまりを作る
1月30日、玖珂中央コミュニティセンターで「てまり作り教室」が開催されました。
参加者は、用意されたカラフルな土台と糸の中から好きな色を選び、てまりの制作をしました。
最初は細かい作業に苦戦しながらも、一針一針丁寧に模様を付けていき、かわいいてまりが出来上がりました。
■いらっしゃいませ!私たちのお店に!
1月19日、ほんごう保育園で「親子でお店屋さんごっこ!」が開催されました。園児たちは廃材や折り紙を使って寿司やピザ、指輪などを手作りしました。完成するとエプロンを付けた園児と保護者が「いらっしゃいませ!」と元気の良い掛け声で呼び込みをして、親子の思い出に残る楽しい時間を過ごしました。
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