災害時に支援を必要とする人を地域で支えましょう

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町では「災害時避難行動要支援者支援制度」に基づき、災害時に自力で避難することが困難な人の情報を把握し、地域で助け合う仕組みづくりを進めています。

◆「災害時避難行動要支援者支援制度」とは
災害時において、誰一人取り残さない避難支援体制づくりのために、避難行動要支援者を事前に町が名簿登載し、同意を得たうえで、名簿情報を避難支援関係者に平常時から提供します。
このことで、平常時から支援が必要な方の情報をあらかじめ把握し、日ごろの見守り活動や災害時の支援、安否確認等に役立てていただくことで、地域の助け合いの体制づくりをさらに進めていくことを目的とした制度です。

◆「避難行動要支援者名簿」への登録(申請)を行います
令和4年11月1日以降に新しく、下記(1)～(5)の避難行動要支援登録対象者に該当した人に、12月中旬ごろから「平生町避難行動要支援者名簿の登録届出書兼外部提供同意書」を送付します。情報提供の同意確認と併せて必要事項を記入し、町役場町民福祉課まで提出してください。(郵送可)
※施設、病院などに長期入所、入院している人は対象外となります。

◆登録対象者
(1)要介護3以上の要介護認定を受けている人
(2)身体障害者手帳所持者(1・2級)視覚障がい・聴覚障がい・肢体不自由など
(3)療育手帳所持者(A)
(4)精神保健福祉手帳所持者(1級)
(5)難病患者(特定疾病医療受給者または小児慢性特定疾患医療受給者で、重症認定を受けている人)
(6)65歳以上でひとり暮らしの人
(7)75歳以上のみで構成される世帯の人
(8)(1)～(5)以外で、災害時に支援が必要と認められる人
(要件(6)～(8)は名簿登録を希望する人が対象です)

◆既に名簿に登録されている人へ
登録内容に変更がある人(在宅から入院、入所に変更等)は随時変更内容をご連絡ください。
「避難行動要支援者」の情報更新のためご協力をお願いします。

◆避難行動支援についてのQ　and　A
Q.避難支援等関係者とは?
A.避難支援などの実施に携わる人たちを指します。(具体的には次のとおり)
・柳井地区広域消防組合
・山口県警察
・民生委員・児童委員
・平生町社会福祉協議会
・消防団・自主防災組織および自治会など

Q.避難支援等関係者に提供する名簿情報とは?
A.氏名・生年月日・性別・住所・電話番号・避難支援等を必要とする事由です。
※避難支援等関係者は、提供した個人情報の取扱いについて守秘義務を負うことになります。
(提供の際、町役場町民福祉課から個人情報の取扱いについて説明を行います)

Q.名簿情報を本人の同意なしで避難支援等関係者に提供(外部提供)することはありますか?
A.平常時においては、名簿情報の提供に同意された人のみとなります。
災害時には同意の有無に関係なく、災害対策基本法第49条の11により登録対象者情報の外部提供が可能となります。

★個別避難計画の作成をお勧めしています
個別避難計画とは、災害が発生したときに、誰が避難の手助けをするのか、どこに避難するのかなどをまとめた「避難行動要支援者」一人ひとりの避難行動に関する計画です。個別避難計画は、ご本人の同意により作成し、平常時から避難に関わる関係者に情報提供することで、災害時の避難支援に役立てます。

問合せ：町役場町民福祉課
【電話】56-7113