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こんにちは保健師です

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山口県平生町

『HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種についてお知らせします』

キャッチアップ接種は本年度(令和7年3月31日まで)で終了します!

HPVワクチンとは、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐワクチンのことです。子宮頸がんの罹患ピークは、40歳代ですが、若年層からの予防が大切です。
ワクチンの効果とリスクを十分に理解した上で、予防接種を受けましょう。

◆定期接種およびキャッチアップ接種について

※接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。
※原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、接種するHPVワクチンの種類を選択し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。
※高校1年生相当の方(平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれの方)とキャッチアップ接種対象の方の接種期限は、令和7年3月31日です。接種を完了するまでに6カ月間かかるため、まだ接種を受けていない方は令和6年9月までに1回目の接種を受けてください。

◆HPVウイルスとワクチンについて
▽HPV(ヒトパピローマウイルス)とは?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性の多くが一生に一度は感染する可能性があるといわれるウイルスで、HPVの感染が原因で、子宮頸がんを生じることがあります。子宮頸がんの患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人が、1年間に約1,000人います。

▽HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの効果
定期接種の対象年齢(高校1年生相当まで)に接種することが最も効果が高いですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが、国内外の研究で示されています。
HPVの中には、子宮頸がんを起こしやすい種類(型)があります。HPVワクチンは、このうち一部の型への感染を防ぐことができます。
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

◆接種の際に準備いただくもの
(1)母子健康手帳
(2)本人確認書類(健康保険証等)
(3)予診票
※対象者には、個別に予診票を送付しています。予診票を紛失された方は、母子健康手帳をお持ちのうえ、町保健センターへお越しください。

◆町内の接種医療機関
みつおかクリニック【電話】58-5010
たけの子クリニック【電話】25-3341

※接種を希望する場合は、ワクチンの準備のため、医療機関へ事前に連絡をしてください。
※県内であれば、他に接種できる医療機関がありますので、町保健センターへお問合せください。

◆ワクチン接種後の注意点
ワクチン接種により、接種後1週間は発熱、注射した部位の痛みや腫れ、赤みなどの副反応(副作用)が起こることがあります。接種後、接種した部位のひどい腫れ、高熱、けいれんなどの気になる症状が出た場合は、医師に相談してください。

◆健康被害救済制度について
定期予防接種によって引き起こされる副反応により、生活に支障が出るような障がいが残るなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます。給付申請の必要が生じた場合には、町保健センターにご相談ください。

問合せ:町保健センター
【電話】56-7141

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