熱中症は気温などの環境条件だけではなく、体調や暑さへの慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高く風の強い日や体が暑さに慣れていない時期には注意が必要です。熱中症予防対策を適切に行い、気温の高い日が続くこれからの時期に備えましょう。
◆熱中症予防のポイント
○こまめに水分補給をする
・のどの渇きを感じる前に、水分を補給しましょう。
・1日1.2ℓ(コップ約6杯分)の水分摂取が目安です。
・激しい運動や作業など、多くの汗をかいたときは塩分も補給しましょう。
○暑さを避ける
・暑い日や日中の外出はできるだけ控えましょう。
・外出時は日傘や携帯型扇風機などを活用し、日陰でこまめに休憩をとりましょう。
・白や淡い色の服装を選び、通気性のよいものを着用しましょう。
○室温を28℃程度に保つ
・暑い室内は熱中症の危険性が高まるため、エアコンや扇風機を活用しましょう。
・太陽光は遮光カーテンなどで遮断し、扇風機やエアコンと合わせて温度調節をしましょう。
◆[ご高齢の方へ]知っておきたい熱中症のこと
○5万人以上!
昨年熱中症で救急搬送された高齢者高齢者は体内の水分量が加齢とともに減少し脱水状態になりやすい、のどの渇きや暑さを感じにくいなどの特徴があり、熱中症にかかりやすいため、特に注意が必要です。
○半数以上が自宅で発生!
高齢者の熱中症高齢者は自宅で熱中症にならないよう、室内を涼しく快適な環境に保ちましょう。
問い合わせ:市保健センター
【電話】23-1190
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