「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることなどによって、体温調節機能がうまく働かなくなり、目まいや頭痛、けいれんなどのさまざまな症状を引き起こします。症状が進むと、命の危険が及ぶこともあります。熱中症は、室内でも発症することがあり、これからの時期は特に注意が必要です。
(1)「暑くて倒れそうだ…」
(2)「そのままでは危険です!本当に倒れてしまうかも!」
(3)「暑い日は熱中症の予防が大切です。予防のポイントは、
1 暑さを避ける
2 水分(塩分)補給
この2点を心掛けましょう。」
(4)「「暑い日」っていうけれど、熱中症になりそうな日の基準はあるんですか?」
(5)「「暑さ指数」というものがあります。環境省のウェブサイトを見て確認できるほか、メールやLINEでお知らせもしています。この指標によらず暑いと感じる日は気を付けましょう。」
[警戒(指数25以上28未満)]
[厳重警戒(指数28以上31未満)]
[危険(指数31以上)]
[熱中症警戒アラート(指数33以上※1)]
[熱中症特別警戒アラート(指数35以上※2)]
※1 県内のいずれかの地点
※2 県内全ての地点
(6)「出掛ける前に確認して備えようと思います。」
(7)「10分後・・・予防していても暑くてつらいなあ…」
(8)(9)「勝手に入っていいんですか?」
(10)「暑いと感じた時に涼むことができるように市有施設をクーリングシェルターとして開放しています。」
(11)「通勤や通学、お買い物の途中などで少しでもつらくなったらぜひ立ち寄ってください。協力いただける民間施設も募集しています。」
(12)「涼しくなったら帰ろうね…」
※詳しくは本誌3,4ページをご覧ください。
(3)…熱中症予防行動のポイント
1 暑さを避ける
・室内ではエアコンや扇風機を利用して、適切な室温に(28℃が目安)
・涼しい服装を心掛け、外に出る際は日傘や帽子を活用
・外出や屋外での活動は暑い日や時間帯を避け、無理をしない
・急に暑くなった日は特に注意
・少しでも体調に異変を感じたら、クーリングシェルターなどの涼しい場所へ避難
2 水分(塩分)補給
・喉が渇く前に、小まめに水分補給(一般的に食事以外で1日当たり1~2リットルの水分摂取が目安)
・汗をかいたときはあめなどで塩分補給も忘れずに
問合せ:健康増進課
【電話】616-7272
(5)…暑さ指数を活用しましょう
暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、日射・輻射からなる熱中症の危険性を示す指標です。
天気や気温だけでなく、環境省熱中症予防情報サイトで暑さ指数を確認する習慣をつけましょう。熱中症警戒アラート等をメールやLINEで通知してくれる環境省のサービスも活用しましょう。
(10)…公民館、コミュニティセンターなど市内30施設をクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として開放しています
熱中症警戒アラート等が発表された場合に限らず、暑いと感じたときは積極的に活用しましょう。
とき:〈運用期間〉10月23日まで
※各施設の開放日、時間帯等詳しくは、市ホームページをご覧ください。
【民間施設のクーリングシェルター募集】
とき:〈運用期間〉10月23日まで
※開放日、時間帯については、施設管理者の状況に応じます。
※募集要件等詳しくは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:防災対策課
【電話】内線216
▽学校での熱中症対策
市内の小中高6校に暑さ指数等をリアルタイムで測定できる高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」の試験導入をしています。暑さ指数等の測定データは、教育活動の実施判断や見直し等に活用し、児童・生徒の熱中症対策に取り組んでいます。
通学路内のクーリングシェルターの周知と適切な活用について促すなど、登下校時の安全対策についても取り組んでいます。
問合せ:学校教育課
【電話】内線630
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