県では、国のJ-クレジット制度を活用し、県内の家庭の温室効果ガス排出削減量などをクレジットとして企業に販売し、収益を環境保全事業に活用しています。
■山形県J-クレジット制度とは
J-クレジット制度とは、再生可能エネルギーの利用によるシーオーツーの排出削減量や適切な森林管理によるシーオーツーの吸収量などをクレジットとして国が認証し、取引できるようにする制度です。
「山形県J-クレジット制度」は、家庭や事業所が導入した再生可能エネルギー等設備のシーオーツー削減量をクレジットとして都市圏の企業などに販売し、収益を環境保全事業に活用することで、広く県民に還元する取組みです。
●県のJ-クレジットの売却実績
▽令和2年度
売却量:2,458トン-CO2
売却額(税込):6,170,351円
▽令和3年度
売却量:2,310トン-CO2
売却額(税込):6,911,080円
▽令和4年度
売却量:2,040トン-CO2
売却額(税込):6,407,170円
CO2削減量1トンあたり約3,000円で売却!
■山形県J-クレジット制度に参加するには
「やまがた未来(みら)くるエネルギー補助金」を活用して、家庭や事業所に再生可能エネルギー等設備を導入することで、「やまがた太陽と森林(もり)の会」に参加し、山形県J-クレジット制度に参加できます。
▽やまがた未来(みら)くるエネルギー補助金
家庭・事業所で再生可能エネルギー等設備を導入する場合、その経費の一部を補助します。
対象設備:蓄電池設備、木質バイオマス燃焼機器(ペレット・薪ストーブ)、地中熱利用装置(空調・融雪)
[入会]
やまがた太陽と森林(もり)の会
参加者が導入した設備によるシーオーツー削減量をとりまとめ、クレジットとして国の認証を受け、企業に販売します。
詳しくはこちら
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/kurashi/kankyo/ondanka/taiyotomorinokai/index.html
■J-クレジット販売収益を活用した事業
▽学生環境ボランティア やまカボ・サポーター
県内の大学生などによる環境講座やワークショップなど、県民の環境意識の醸成を図るための普及啓発活動を支援しています。
・リサイクル工作ワークショップ
▽カーボンニュートラルチャレンジ応援補助金
県内の高校生以上により構成される団体が実施する、カーボンニュートラルにつながる活動に対して支援しています。
・太陽光パネルの製作
・超小型風車ブレードの研究
問い合わせ:環境企画課
【電話】023-630-2335
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