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自治体の皆さまへ

男女ともに考えてみませんか?妊娠・出産のこと

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山形県 クリエイティブ・コモンズ

県では、不妊を心配する方や子どもを望む方に対する支援を行っています。

■妊娠・出産に関する現状
○山形県の母の平均初産年齢は、上昇傾向にあります。
平成2年は26.6歳だったが令和4年は30.6歳
(出典:厚生労働省「人口動態統計」)

○夫婦の約2.6組に1組が、不妊を心配したことがあります。
(出典:厚生労働省「令和5年度不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」)

○生まれた子どもの約12人に1人が体外受精などの不妊治療により誕生しています。
(出典:厚生労働省「令和5年度不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」)

■知っていますか?年齢とともに下がる妊娠率
○女性の場合
女性の卵子は、出生後には新たにつくられることがなく、質・量ともに下がっていきます。そのため、自然に妊娠する力も35歳頃から弱くなっていきます。

○男性の場合
男性の精子は、生涯を通じてつくられますが、40歳頃から運動率・質が下がります。そのため、年齢を重ねるとともに妊娠率が下がります。

■不妊症が心配なときは…
不妊症の原因は、男性・女性ともにあり、年齢や疾患などさまざまです。不妊症かもしれないと思うときは、産婦人科や以下の相談窓口に相談してみましょう。

■不妊症の原因
男女両方 24パーセント
男性のみ 24パーセント
女性のみ 41パーセント
原因不明 11パーセント
(WHOによる不妊症の原因調査より)

■子どもを望む方への支援制度[助成制度・相談窓口]
県では、従来から実施している不妊治療への助成に加え、早期から妊活や不妊治療について夫婦で取り組めるよう、新たに不妊検査に係る費用も助成します。また、不妊に悩む方の相談窓口「不妊専門相談センター」を設置しています。ぜひご利用ください。

■[新]不妊検査費助成
詳しくはこちら
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/010004/kodomoseiiku/funin.html

助成対象:医師が必要と認めた不妊検査を行った夫婦
助成金額:夫婦1組につき上限3万円
申請先:お住まいの地域の保健所(山形市の場合は村山保健所)

■不妊治療費助成
詳しくはこちら
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/010004/20220610funin.html
助成対象:公的医療保険が適用される不妊治療(生殖補助治療)を受けた方
助成金額:1回あたり4~9万円
申請先:お住まいの地域の保健所(山形市の場合は村山保健所)

■不妊専門相談センター
産科婦人科の不妊治療専門医師が、面接または電話により相談をお受けします。予約制ですので、電話で予約をお願いします。
予約受付:
(受付時間)【電話】023-628-5571
(月曜日・水曜日・金曜日の午前9時から正午)
相談場所:山形大学医学部附属病院
相談日時:火曜日・金曜日の午後3時から4時

山形大学医学部附属病院
産科婦人科学講座 教授
永瀬智(ながせさとる)さん
不妊専門相談センターでは大学病院の不妊治療専門医師に直接、個別の事情に沿って相談できます。また、年2回、無料で受講可能なオンラインセミナーを開催し、妊活や不妊治療に関する知識に触れていただけます。妊娠率は年齢が上がると低くなるというデータもあります。ぜひ「妊娠への第一歩」として早めの活用をご検討ください。

問い合わせ:子ども成育支援課
【電話】023-630-2347

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