■心豊かで 賢く たくましい生徒の育成
三川中学校では、今年度71人の新入生を迎え、全校生徒202人でスタートしました。令和元年度冬からの約3年間、コロナ禍により生徒の活動も大きく制限され、やりたいことができない日々が続いていましたが、今年5月より、ようやく本来の学校生活や行事が戻ってきました。この間、特に残念だったのは、地域の方々との繋がりが薄れてしまったことですが今年度から、再び地域の皆さまの力をお借りする学びができるようになりました。
▽1年生「地域に学ぶ」三川の魅力再発見!
7月4日(火)、1年生は総合的な学習の時間に、三川町の魅力を見つける地域巡りを行いました。役場や消防署、テオトル、産直みかわ、糸蔵楽(いとくら)、八幡神社、高禪寺を訪問し、直接お話を聞いたり、疑問に思ったことを質問したりしました。また、学んできたことをまとめた発表会にも多くの方に来ていただきました。この活動を通して、自分たちが住む三川町の魅力についてさまざまな分野から考えることができました。
▽2年生「地域で学ぶ」町内で職場体験!
7月4日(火)、5日(水)の2日間、役場や小学校、介護施設、商業施設など、町内21か所の事業所などの協力により、4年ぶりに職場体験を行うことができました。最初は、学校を離れ少人数での活動に、期待感よりも不安感の方が強かったようです。時間が経つにつれ、お客様のことを考えて品出しをしていることや思いやりにあふれる職員の方々の声掛け、働くことの意義や大変さなど、学校だけでは知ることのできない体験により、たくさんの学びと成長につながる貴重な2日間となりました。学年全員が地元で職場体験ができることもとても幸せなことです。
▽3年生「地域の子どもたちと」保育実習!
8月24日(木)、25日(金)の2日間、3年生は技術・家庭科の授業の一環として、クラスごとにみかわ保育園・幼稚園に保育実習に行きました。1学期末から安全にこだわった手作りのおもちゃを製作し、「喜んでくれるかな」「遊んでくれるかな」と、ドキドキやワクワクを感じながらの実習でした。園児の皆さんは人懐っこく、かわいくて、あっという間に時間が過ぎました。普段小さい子どもと触れ合うことが少ない生徒もいましたが、園の先生方からアドバイスをいただきながら、幼児との関わりについて学び、有意義なひとときを過ごしました。
各学年の活動を通して、地域の方々と触れ合いながら地域の中で学ぶことや体験することの大切さ、そして、地域の方々の温かさとありがたさを改めて感じています。ご協力、ありがとうございました。これからも生徒たちの成長を見守り、支えていただければと思います。
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