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子ども広場(ひろば)東郷小学校より

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山形県三川町

■思い描く学校を共に創り上げる子ども
上のタイトルは、新しくなった「東郷小学校の教育目標」です。
「思い描く」…なりたい自分や創りたい学校を思い描く。
「共に」…多様な考え方、価値観を乗り越えて協働する。
「創り上げる」…主体的に選択・判断・決定し、行動する。
この目標に変わってから、2年目となりました。校内では「創る・主体的」をキーワードとして、授業や児童会、学校生活などを進めており、子どもたちの生き生きとした姿や成長が見られます。今回は、そのような本稿の様子をいくつかご紹介します。

▽思い描く~どんな自分になりたいか~
中央廊下に「主体的の木」という掲示物があります。これには、「授業で意見をたくさん発表できるようにしたい」「学校が良くなるためにたくさんのアイデアを出したい」というような、全児童の目標が貼られています。「自分にとっての主体的な姿」とはどのような姿なのか、その子なりに考え、他学年の目標も見ることで、子どもたちも教職員も、日常的に意識して学校生活を送っています。

▽共に~学び合う~
「子ども同士の学び合い」を紹介します。左下の写真(本紙参照)は、ランチルームにおける6年生の算数の授業の様子を、1~5年生が見学した時の様子です。6年生による意見発表や交流の様子、学習に向かう姿勢などを見た3・5年生からは、次のような感想が寄せられました。「話をする・静かにする場面の切り替えがすごい」「6年生は私たちの憧れ。みんなで気持ちよく学習できる授業を創っている」

▽創り上げる~考え、行動する~
防災や安全教育においても、「自分事として考えてほしい」という願いから、子どもの意識調査をもとにして避難訓練を計画したり、話し合いの場面を設けたりと、主体性を育てる工夫をしています。AEDが必要な場面の行動について考えさせる安全集会では、「急に人が倒れた時でも、自分の頭で落ち着いて判断し、行動したい」というような感想が出され、意識の高まりが感じられました。

▽地域と共に
本校では、校内相撲大会と凧づくりに取り組んでいます。6月の相撲大会では、目の前の相手に力いっぱい向かっていく姿が見られ、相撲ならではの体験ができました。
コロナ禍以降、学校行事については、目的や進め方を見直し、家庭や地域の方々と協力して、持続可能なやり方で行っています。
これからも、家庭や地域の方々と共に「子どもたちが思い描く東郷小」を創っていきます。

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