■「学び」の成果と充実は子どもの姿に!
三川町学校運営協議会では、町内各校の協議会委員がそれぞれの学校を訪れ、学校運営の状況や、子どもたちの様子を確認しています。2学期後半に訪問すると、子どもたちの成長した姿に驚かされるとともに、学校生活の充実した様子からは、教職員の取り組みによる成果を感じます。
協議会の今年度の全体テーマは、「特色を生かした学校運営と地域のサポート」です。委員は、学校運営の状況を確認した上で、さまざまな意見を出し合うことで、学校運営をサポートしています。今回は、委員から出た主な意見を紹介します。
▽横山っ子ネットワーク協議会(横山小学校)の意見
・交通安全表彰の受賞は、家庭や地域の取り組みの成果による。
・タブレットを使ったプレゼンなど、情報機器の活用が進んでいる。
・YouTube「よこちゃんねる」の開設で、発表や表現の機会をつくり、同時に、情報リテラシー※について確認している。
※情報リテラシー…情報を正しく読み解き活用できる能力
・「なかよしデー」などで、上級生が下級生の面倒をよく見ている。
・「気づく力」が育ちつつあり、学ぶことへの興味を示している。
▽おらほの学校づくり協議会(東郷小学校)の意見
・「授業を創る」ことを、子どもが主体的になって考えている。
・「共に学ぶ」ことに、タブレットを有効活用している。
・「伝え合う力」を、さまざまな手立てで育てようとしている。
・教え合う支持的な学級づくりを大切にしている。
・子どもに始まり、地域に返す総合的な学習を行っている。
▽こうふく押切っ子協議会(押切小学校)の意見
・「学ぶ喜びを実感できる授業づくり」のため、一斉授業だけでなく、ペア学習やグループ学習を多く取り入れている。
・縦割り班活動の充実により、子どもたち同士が楽しく関わる中で、互いの認め合いが生まれている。
・「凡事徹底」を校内掲示し、ささいな事でもよくできたと称賛し、ほめて育てる指導を推進している。
・授業支援のために、地域ボランティアを募集し成果が出てきている。
▽三川中学校学校運営協議会の意見
・「学び」「成長」「笑顔」3つのキーワードの取り組みが、生徒たちにも理解しやすく浸透している。
・授業では、一人の答えで終わることなく、他の生徒の考えや発想を大切にしようとしている。
・生徒一人ひとりを全職員で支援する雰囲気ができている。
・和菓子販売やキャリア教育、職場体験などを行い、地域とつながる事業を大切に考えて実施している。
・部活動は、スポーツ文化振興協議会と連携し、円滑に地域に移行することができている。
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