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自治体の皆さまへ

介護予防のために「通(かよ)いの場」はいかがですか

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山形県中山町

介護予防とは、要介護状態等の予防や軽減、悪化の防止を目的とするもので、日常生活においては「運動」「栄養」「社会参加」の三本柱を意識して行うことが大切です。高齢者が体操、趣味活動、お茶のみなどを通じて仲間と交流する場所である「通いの場」は、介護予防につながる重要な取り組みとして町でも推奨しています。普段から通いの場に通うことにより、人と交流する「社会参加」の機会になるとともに、体操などを行ったり自宅から通いの場まで歩いて行ったりすることが「運動」につながることが期待されるからです。
現在、中山町内では表にある団体等が地域の集会施設や空き家などを活用して「百歳体操」や「お茶のみ」などの「通いの場」の活動を行っています。それぞれ参加者を随時募集しておりますので、興味のある方はお気軽に問合せ先、または健康福祉課介護支援グループ(以下「介護支援G」と記載します)にご連絡ください。

■通いの場の活動を行っている団体等

また、「百歳体操」とは、手首や足首に「おもり」をつけ、主にイスに座ってテレビ等で動画を見ながら行うもので、日常生活に必要な筋力を維持する効果が期待されています。参加者からは「(体操をしたら)体が軽くなった」「筋肉をほぐすと気分がよくなる」「人と話す機会があって楽しい」など、効果を実感する声が聞かれます。
新たに「百歳体操」を始めたいというグループ等にも、次のような町からの支援があります。

■「百歳体操」を始めるグループ等への町からの支援
▽支援内容
・おもり、DVDの貸し出し
・備品(テレビ、DVDプレーヤー、イスなど)購入への補助(補助率2/3、5万円限度)
・体操の指導者派遣
・体力測定のお手伝い

▽支援を受けるための要件
・おおむね3人以上の高齢者の参加が見込まれること(体操の指導者派遣はおおむね10人以上の高齢者の参加が見込まれること)
・週に1回以上、6月以上継続して行うこと
・会場及び必要な備品が準備できること

その他にも「百歳体操」に限らず通いの場を運営するグループ等に対して町からの支援があります。身近なところに通いの場があることで、孤独・孤立を防ぎ、フレイルと言われる加齢とともに心身の活力が低下した状態の発症抑制にもつながるという報告もあります。通いの場を住民主体で運営したり、生活上の困りごとを住民同士で助け合ったりすることで、住み慣れた地域で暮らし続けることができる、支え合いの地域づくりにもつながります。
「百歳体操を始めたい」「通いの場をやってみたい」という方は、健康福祉課介護支援G【電話】662-2456までお問い合わせください。

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