当町を取り巻く環境は、次のような社会的背景により、厳しさを増しています。課題が山積する中にあっても、将来にわたり持続可能な中山町をつくるために、公共施設再配置事業を推進します。事業の推進にあたり、住民のみなさんのご協力をお願いします。
■社会的背景
当町のみならず、地方を取り巻く環境・状況は、多様な視点において大きく変容しています。
・少子高齢・人口減少
・急激な気候変動・災害の増加・激甚化
・公共施設の老朽化・維持管理経費の増大
・デジタル技術の進展
…など
■中山町特有の背景
石子沢川などの特定都市河川指定により、流域治水の取組みが始まり、公共施設にも、雨水の貯留や浸透機能など、災害対策の役割が求められるようになりました。
■これまでの経過
▽第6次総合発展計画(公共施設の在り方検討に着手)
第6次総合発展計画において、「公共施設再配置の事業化に向けた取組み」を重点プロジェクトに掲げ、これまで取組みを進めてきました。
▽公共施設総合管理計画(施設の適正な管理の考え方(基準)まとめ)
本町が将来においても財政負担を可能な限り軽減しながら必要な行政サービスを提供していくため、今後の施設の維持管理方針を掲げました。
▽公共施設個別施設計画/学校施設長寿命化計画(公共施設の維持管理方針のまとめ(「長寿命化」と「更新」の整理))
維持管理方針に基づき、「長寿命化に適した施設」と「更新を図る施設」を選定しました。
■再配置事業の目的・概要
▽再配置とは
施設更新に際し、利用状況や利用者ニーズ、財政負担などを踏まえ施設の在り方を見直すこと。
検討の視点:災害への備え/人口動向/住民ニーズ/財政負担の平準化…など
再配置パターンの検討:複合・多機能化/統合/縮減…など
目的:将来、提供が必要な行政サービスを安全かつ持続的に提供できるよう、更新すべき公共施設を長期的な展望に立ち効率的に整備し、持続できるまちづくりを進める
■再配置事業の検討施設
・本庁舎
・中央公民館
・歴史民俗資料館
・旧勤労文化センター
・旧情報物産館
・水防拠点施設
・付属施設(倉庫・物置、斎場待合室、すぱーく中山休憩所、プール管理棟など)
・目的が特定される施設(ゆ・ら・ら源泉施設、駅関連施設、消防ポンプ庫…など)
お問い合わせ先:総務広報課防災安全対策室
【電話】662-4899
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