本町では、人口減少や少子化に伴って各学校とも児童・生徒数の減少が予想されます。
また、長崎小学校校舎、豊田小学校校舎の築年数がともに40年を経過しており、老朽化が進んでいます。さらには、時代の変化とともに学校へのニーズが多様化しています。
こうしたことから、現在の教育環境や町の課題などを踏まえ、これからの町の学校のあり方について考えるため、令和5年度に教育委員会で「中山町学校の将来構想検討委員会」を設置しました。
■中山町の教育~時代の変化に対応した持続可能な町づくりをめざして~
▽「地域とともにある学校づくり」へ
本町のすべての小中学校は、コミュニティ・スクールです。コミュニティ・スクールとして学校の教育活動を積極的に地域に発信するとともに、学校の教育活動において地域の方々から協力を得ながら、「地域とともにある学校づくり」を進めています。
「コミュニティ・スクール」とは、学校運営協議会を設置している学校です
「学校運営協議会」とは、保護者・地域の代表や教職員が参加し、ともに学校づくりについて協議する機関です
▽「ICT機器を積極的に活用した授業づくり」へ
本町では、小中学校の学級に電子黒板が設置されています。また、子どもたち一人ひとりに1台、タブレットが貸与され、子どもたちが学習活動などで積極的に活用しています。
■中山町の課題
▽小学校校舎の老朽化(築40年以上経過)
・長崎小学校昭和54年(1979年)竣工
・豊田小学校昭和56年(1981年)竣工
自然災害に対する校舎の安全確保
▽小学校児童数の減少
6年後、小学校の児童数が約150名減少することが予想されます
令和6年度の児童生徒数:
・長崎小学校 365名
・豊田小学校 101名
・中山中学校 229名
令和12年度の児童生徒数:
・長崎小学校 約260名
・豊田小学校 約60名
・中山中学校 約220名
参考:令和6年度行政区別年齢別統計表令和6年6月4日現在
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