■甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震
1月1日、16時10分に石川県能登半島を震源として発生した「令和6年能登半島地震」。
庄内地域でも鶴岡市や酒田市、遊佐町には津波警報が発令され、避難所も開設されました。庄内町は震度3を観測し大きな被害はなかったものの、各地の情報に不安な思いをされた方も多いと思います。この度の地震を教訓に、今一度、知識もモノも含めて「もしも」の備えを身につけましょう。
■グラッときたときの行動ポイント!!
▽地震発生時地
震!まずは身の安全確保:
・揺れを感じたときや緊急地震速報を受信したときは、身の安全確保を最優先に行動する。
・テーブルの下に入り、落下物や倒れてくる物から身を守る。
・隠れるところがない場合は、広いスペースに行く。
・瓦やガラスなどが落ちてけがをする危険があるので、むやみに外にでない。
▽地震発生直後
火の元の確認・火の始末:揺れの状況をみながら、やけどしないよう火の始末をする。
家の中での注意点:
・転倒・落下した家具類やガラスの破片に注意する。
・避難できるよう窓や戸を開け、出口を確保する。
外へ出たときの注意点:
・落下物に注意する。
・切れた電線や傾いた建物・ブロック塀など倒壊の恐れがある物に近寄らない。
▽地震発生後
情報を集める:テレビ、ラジオ、町のお知らせなどから正しい情報を得る。
家族と自宅の安全確認:家族に連絡したり、自宅の安全を確認する。
近所と協力、救出援助:近所で被災した人をみんなで協力して救出や救護にあたる。
■外出中はどうする?
▽職場や学校にいるとき
職場や学校の避難指示に従い、行動する。
職場や学校での避難行動を今一度、確認しておこう。
▽車を運転しているとき
左側に停車する。揺れがおさまるまで待ち、スマホやラジオなどから情報を入手。避難するときは、窓を閉めて鍵をつけたままにする。
▽屋外にいるとき
頭をかばんなどで保護し、空地や頑丈な建物など安全な場所へ避難する。倒壊や落下の恐れがある物に注意する。
▽スーパーなどにいるとき
慌てて出口にいかない。比較的商品や陳列棚の少ない場所に移動し、身を守る。陳列棚の近くは商品が落下する恐れがあるので注意。
▽エレベーターにいるとき
全部の階のボタンを押して、停止した階の状況を見極めながら降りる。閉じ込められたときは、非常ボタンやインターホンで連絡を取る。
▽電車やバスにいるとき
低い姿勢をとって頭をかばんなどで保護する。慌てて外に出ないで係員の指示に従い、行動する。
▽崖の近くにいるとき
山のすぐそばや急傾斜地では、山崩れや崖崩れ、落石が起こりやすいので早めに避難する。
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