20~30年後を見据えてより良い学び(学校生活)ができる持続可能な学習環境をつくるため
学校適正規模・適正配置に関する基本方針を策定しました
■小中学校の適正規模・適正配置の基本方針
(1)小中学校の適正規模(1学年あたりの学級)について
小学校:複数学級を基本とする。ただし、場合によっては、単学級もあり得る。
中学校:複数学級を基本とする。
(2)小中学校の適正配置(通学時間)について
小学校:通学時間は30分程度とする。
中学校:通学時間は45分程度とする。
(3)小中学校の適正規模・適正配置を実現するための学校整備について
小学校:町内小学校は、10年後程度を目途に2校とするが、将来的に児童数の減少が進んだ場合は、町内1校とする。
中学校:町内中学校は、1校とする。
▽基本方針決定にあたり
(1)通学時間については、天候や道路状況により多少の時間延長は、許容範囲とする。
(2)小学校統合の枠組みについては、学校として望まれる適正規模はあるものの、児童の発達段階から考えた学校までの距離や通学時間の適正化、また各地域社会を維持するうえでの観点などを踏まえ決定する。
(3)中学校については、既存の余目中学校校舎を長寿命化改修し、統合することとする。
(4)今後の学校統合にあたっては、児童生徒数の推移や国の制度変更などにより必要に応じ教育委員会が、その都度基本方針の見直しを行うこととする。
■これまでの経過
令和2年度:学校施設適正規模・適正配置検討委員会の開催(4回開催)
令和3年12月:
・庄内町学校適正規模・適正配置審議会の設置
・教育委員会から審議会に対し、「庄内町立小学校及び中学校の適正規模及び適正配置に関する方針の策定について」諮問(審議会9回開催、アンケート3回実施、地域意見交換会5か所で開催)
令和5年12月:
・審議会より教育委員会へ答申
・答申を受け、教育委員会で基本方針案を策定しパブリックコメントを実施
令和6年2月
・総合教育会議で学校適正規模・適正配置の方向性を確認
・教育委員会定例会で基本方針を可決
今年度は小中学校再編整備検討委員会を設置し、基本方針に基づく具体的な統合内容を検討していきます。
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