■今月のおすすめ新着本
ついにグランドオープン!本館の休館期間に入った新着本をご紹介します。
▽『家族解散まで千キロメートル』浅倉秋成(KADOKAWA)
古い実家を取り壊して、家族ばらばらに転居することになった喜佐周。家族総出で片づけをしていると「青森の神社から盗まれたご神体」にそっくりのものが見つかる。父の犯行を確信する一同は青森へ返却に向かうが…。
▽『ビリー・サマーズ上・下』スティーヴン・キング/著,白石朗/訳(文藝春秋)
凄腕の殺し屋ビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。ターゲットが裁判所へ移送される一瞬を待つ、狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は小説家。事務所に通ううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまい…。
▽『おとなりのだれかさん』カーシャ・デニセビッチ/さく,おがわひとみ/やく(評論社)
引っ越しをしてきた少女が、新しい家で「おとなりさん」について考えをめぐらせます。そばにいるのに、かすかな声や、足音、ドアの音がきこえてくるばかりで…。壁の向こうに広がる世界とは?少女の空想を美しく描いた絵本。
▽『鳥がおしえてくれること』鈴木まもる(あすなろ書房)
昔の人は、さえずる鳥や空を飛ぶ鳥を見て、何を感じたのか。服や家、歌や踊りなど、身のまわりの物や行動は、実は鳥からの影響だったかもしれない…。絵本作家にして鳥の巣研究家である著者のユニークな文化人類学入門絵本。
■新刊案内
般…一般向け
児…児童向け
分…分館所蔵の
・本般『spring』(恩田陸)
・般『魂の歌が聞こえるか』(真保裕一)
・般『定食屋「雑」』(原田ひ香)
・般分『佐渡絢爛』(赤神諒)
・般分『ここはすべての夜明けまえ』(間宮改衣)
・児『さんごいろの雲』(やえがしなおこ/作,出口春菜/絵)
・児分『ほたるのよる』(谷本雄治/文,サトウマサノリ/絵)
・図書館本館と内藤秀因水彩画記念館が全館オープン!様々なイベントを開催します。詳細は14pをご覧ください。
・5/26(日)10:30から、おはなしらんどポップコーンによるおはなし会。
問合せ:
町立図書館【電話】0234-43-3039
分館(立川複合拠点施設内)【電話】0234-56-3308
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