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文化財・歴史 アラカルト

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山形県新庄市

~新庄開府400年(2025年)に向け、新庄の貴重な文化財(たから)を巡るシリーズ~
第26回 鳥越の一里塚/市指定史跡

新庄城下の南入口に当たる鳥越地区には、江戸時代の一里塚が残っています。一里塚とは、主要な街道の両側道に、一里※ごとに塚を築いて木を植えたもので、当時の江戸(日本橋周辺)を基点として全国各地に整備されました。この一里塚は、旅人たちの目印や乗物賃の支払いの目安として活用されました。
鳥越の一里塚は江戸から数えて110番目にあたります。市内では鳥越の他、茶屋町・泉田などにも一里塚がありましたが、現存するのは鳥越の、片側の一里塚のみとなりました。
また、全国的に一里塚にはエノキやマツが植えられましたが、鳥越には全国でも珍しくブナが植えられ、「鳥越一里塚のブナ」として市の天然記念物に指定されています。
※一里:約3・9キロメートル

問合せ:ふるさと歴史センター
【電話】22-2188

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