■アンバサダーに任命!「WATS」と「しずく」がご紹介!400年記念事業の取り組み!
高校生地域開発チーム「WATS」と、ボランティアサークル「しずく」を、400年記念事業アンバサダーとして任命しました。2団体には今後、アンバサダーとして400年記念事業の広報周知活動を行っていただきます。
早速今回は、400年記念事業の内容と、初代藩主の戸沢政盛公について紹介していただきます!
▽WATSが、400年記念事業の一部をご紹介!
こんにちは!「WATS」です!私たちは「最上地域にビッグバンをおこす!」を合言葉に、5年前に結成された「高校生地域開発チーム」です。新庄市を中心に、スイーツの開発や商品化、地元をロケーションとした動画制作など、さまざまな活動を実施してきました。
これまでの私たちの活動を「新庄開府400年アンバサダー」に最大限生かせると思っています。これまでどおり、新庄市を盛り上げる活動をしつつ、歴史をテーマにしたさらなる活動を展開していきますので、ご注目ください!
▽子どもたちと実施する、未来に向けたまちづくり企画!
事業(1) 「ふるさと学習への助成」and「ふるさと探究コンテスト開催!」
小・中・義務教育学校で実施する、新庄開府400年に関する「ふるさと学習」の活動費を助成します。歴史や文化は、先人たちの創意工夫によって、これまで育まれてきました。その歴史や文化を学ぶことで、まちの未来を考え、さらなる発展につなげる機会にしていきます!また、ふるさと学習の成果発表の場を令和7年度に設ける予定です。
事業(2) 〔今村翔吾氏監修!〕ダンスプロジェクト「羽州ぼろ鳶組」を実施します!
実行委員会総合アドバイザーである今村翔吾氏が主体となり、ダンスプロジェクトを実施します。新庄の未来を担う人材の育成と、その取り組みを地域内外へ発信することで開府400年の機運を醸成し、今後の交流・関係人口の増加につなげていきます!
・対象 小学4年生から高校2年生までの80名程
・令和6年度 令和7年度に向けて、ダンス参加者募集・練習会の開催など
・令和7年度 県外ステージ参加・市民向けステージ発表・記念式典ステージ発表など
○高校生の力で創る!新庄開府400年記念映画制作プロジェクト!
WATSではアンバサダー活動の一環で、歴史を紐解く映画を制作します!
今村翔吾氏や高校生・大学生も参加し、地域の多くの方々の協力を得ながら制作する予定です。この映画を通して地域の絆を深め、地域の新たな魅力を発見する機会にしたいと考えています。映画制作を成功させるために、クラウドファンディングを始めましたので、皆さまの温かいご支援とご協力をお願いいたします!!
クラウドファンディングについて、詳しくはホームページをご覧ください。
※二次元コードは本紙をご参照ください。
▽しずくが、初代藩主「戸沢政盛」をご紹介!
こんにちは!「しずく」です!私たちは、イベント運営や地域づくりワークショップ、環境美化ボランティアへの参加など、さまざまな活動を実施しています。また、自ら考えた「こんなことをしてみたい!」という思いを形にする自主企画にも取り組んでいます。
今年度からアンバサダーになり、開府400年記念事業のお手伝いや広報活動を実施していきます。今回は新庄藩初代藩主「戸沢政盛」公を紹介します!
▽新庄藩初代藩主「戸沢政盛」の生涯
戸沢政盛は、羽州角館城の戦国大名「戸沢盛安」と、その土地の百姓の娘の間に生まれ、8歳までは百姓の子として育ちました。しかし、父盛安と叔父光盛の死去により、若くして戸沢氏の第21代当主となりました。
~農家の子どもだったのに、いきなり藩の当主になるなんてビックリ!(16ページへ!)~
その後、政盛は1600(慶長5)年に、常州松岡藩(4万石)の藩主となりました。また、1622(元和8)年には、出羽新庄藩(6万石)の初代藩主となり、1625(寛永2)年に新庄城を築城し、藩政の礎を築きました。
~こうして新庄の歴史が始まったのですね!~
政盛は、召し抱えていた家臣を藩の重役に置きました。そして、これまでの藩主経験を生かし、市内「指首野(さすの)」「塩野」、「津谷(戸沢)」などを開拓したほか、「谷口銀山(金山)」「永松銅山(大蔵)」を藩の鉱山として開発しました。これが藩の収入源となり、初期の藩政を支えました。
~藩主の経験と人脈を生かして、さまざまな事業に取り組み、藩の収入を増やしてくれていたんですね!~
また、新庄城の築城に合わせて、東山の麓(ふもと)を走っていた羽州街道を、鳥越から城下まで伸ばし、太田から金山方面へと通しました。さらに、城下の南の入口(現:金沢通り周辺)には接引寺(しょういんじ)などを、北の入口(現:太田地区周辺)には瑞雲院(ずいうんいん)などを配置し、城下町の守りの拠点として寺社仏閣などを整備しました。
~お寺や道路の整備など、この頃から今の新庄の形が少しずつ出来上がっていったんですね!(2〜3ページへ!)~
1648(慶安元)年の正月、江戸桜田の藩邸で死去した初代藩主政盛の遺骨は、市内太田の瑞雲院に納められました。政盛が実施した、城下町整備を始めとするさまざまな政策は、二代藩主正誠(まさのぶ)によって受け継がれる事となります。
~今の新庄の礎を築いた政盛公は、今も瑞雲院に眠っていらっしゃるんですね!~
〔しずく編集後記〕
戸沢政盛公は若くして藩主になり、苦労もたくさんしたと思います。しかし、家臣や仲間に恵まれ、その中で経験を生かして色々な事業を始め、さらには新庄のまちづくりを行うなど、このまちのために尽くしてくれていたことが分かりました!
○ボランティアサークル「しずく」メンバー募集!
対象:市内高校に通学する高校生、および本市出身の高校生
参加費:300円(新規加入時のみ)
その他:中学生ボランティア「しずくJr」もメンバーを募集しています。
問合せ:社会教育課社会教育係
【電話】0233-23-5005【FAX】0233-23-5600【E-mail】syakaikyouiku@city.shinjo.yamagata.jp
<この記事についてアンケートにご協力ください。>