■令和6年7月豪雨災害
覚えていますか? ―4年前の豪雨災害。
自然災害はいつ起こるか分かりません。命を守る備えの確認を!
この度の豪雨災害により、被害に遭われた皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。また、殉職された2名の警察官に、心からの敬意と深い哀悼の意を表し、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
さらに、自衛隊、山形県警察本部、最上広域消防本部、新庄市消防団をはじめとする多くの方々より、ご尽力いただいたことに深く感謝申し上げます。
市といたしましては、早急に被害の全容を明らかにするとともに、国、県などの関係機関と連携し、一日も早い復旧を進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
新庄市長 山科朝則
◆災害の現況
7月23日から降り始めた雨は、25日の早朝から、かつてない豪雨となりました。また、市内では25日の午後4時5分に、本市初となる「警戒レベル5、緊急安全確保」を発令し、「命を守るための行動」を呼びかけました。
令和2年に本市を襲った豪雨災害から4年。いつ起こるか分からない自然災害に対し、日常から備えを確認しましょう。
◆災害の足跡
・7月25日(木)
10:43 大雨警報発表
11:15 消防団警戒開始
11:22 洪水警報発表
12:00 警察署、消防本部合流
12:15 土砂災害警戒情報発表
12:20 中道町・中山町に高齢者等避難発令
12:40 明倫学園避難所開設
13:00 中道町・中山町・滝の倉・小泉に避難指示発令
13:20 休場市道入口を通行止
13:25 東山アンダー・市道東山線冠水
13:27 中道町付近、指首野川越水
14:00 升形小学校・本合海小学校・わくわく新庄避難所開設
14:40 市災害対策本部設置
14:55 萩野学園避難所開設、国道47号線古口から先を通行止
15:00 本合海・升形・前波・末広町2~3区・東山町・休場・市野々・萩野一に避難指示発令
16:05 市内全域に緊急安全確保発令
21:30 東山アンダー再び冠水
23:40 大雨特別警報発表
・7月26日(金)
05:50 大雨特別警報が大雨警報へ
09:20 市社会福祉協議会にて災害ボランティアセンター立ち上げ準備
07:48~17:19 戸沢村蔵岡の避難者をヘリで市民プラザへ移送
◆~災害の記録~ この他にも、市内各所に甚大な被害がありました。
※詳細は本紙をご参照ください。
◆避難指示で必ず避難を!レベル4までに必ず避難!
◆災害に備える
▽安否を伝える
・災害用伝言ダイヤル【電話】171
地震などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。自分の番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
・災害用伝言板(web171)
携帯電話からインターネットを利用して被災者の安否確認を行う伝言板です。電話番号で家族などの情報を閲覧できます。
▽災害に関する情報の入手
・Yahoo!防災速報
緊急地震速報・土砂災害情報・河川洪水情報などの災害に関する情報、豪雨予報・気象警報などの気象に関する情報がスマートフォンに届きます。
・防災行政無線
音声ガイドサービス【電話】22-5121
防災行政無線で放送された内容を電話で確認できます。放送された内容は24時間保存されます。
・緊急速報メール(エリアメール)
国や地方公共団体による災害・避難情報などを、特定のエリア内のスマートフォンや携帯電話に一斉配信します。
・地上デジタル放送(dボタン)
避難情報や気象情報、避難所開設情報などを、地上デジタルテレビのデータ放送を通じて確認することができます。
※インターネットサイトについては、本紙掲載の二次元コードよりご確認ください。
◆非常時の備蓄・持ち出し品チェック!
大規模災害発生時には「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。日頃から非常用持出バッグを準備しましょう。
・飲料水
・乾パン・クラッカー
・缶詰・レトルト食品
・現金
・印鑑・預金通帳
・健康保険証・免許証
・マイナンバーカード
・カード類
・家族の連絡先や写真
・傷薬・目薬
・鎮痛解熱剤
・絆創膏
・ガーゼ・包帯
・はさみ・とげ抜き
・服用中の薬
・衣類・下着
・腕時計
・マスク
・軍手・ゴム手袋
・雨具
・底の厚い靴
・眼鏡・コンタクトレンズ
・携帯電話・充電器
・懐中電灯・乾電池
・携帯ラジオ
・ビニール袋
・マッチ・ライター
・カイロ
・タオル・ハンカチ
・ウェットティッシュ
・ヘルメット・防災ずきん
・粉ミルク・ほ乳ビン
・紙おむつ・生理用品
・携帯トイレ
・筆記用具
◆災害支援情報
▽災害ごみの集積場所
会場内でごみの分別を行いますので、あらかじめ分別しての搬入にご協力ください。
受入時間:午前9時~午後4時
場所:新庄市金沢1629(旧新庄工業高等学校跡地)
対象:浸水被害などにより発生した災害ごみ(家電・粗大ごみ・金属・不燃ごみ・畳・可燃ごみ・タイヤ)
※土砂、倒木、家庭ごみは受け入れできません。詳細については、環境課へお問い合わせください。
※ごみの搬入は自身でお願いいたします。搬入できない方へ、市による回収については、現在準備中です。
※詳細は本紙をご参照ください。
問合せ:環境課環境保全・エネルギー係
【電話】0233-29-5826
▽災害ボランティアセンターの開設
・災害ボランティアを依頼したい方
「被災したが、片付けが一人ではとてもできない」などで、お困りの方はご依頼ください。
依頼できる内容:人手で対応可能なもので、「家屋内の片付けや泥出し」「敷地内の流木や土砂の片付け、泥出し」など
※屋根へのブルーシート張り、屋根瓦の補修など、専門技術を要する作業や危険を伴う作業は不可
依頼方法:次の内容を、市社会福祉協議会へご連絡ください。
(1)氏名・住所・連絡先、(2)詳しい被災状況、(3)希望日時
・災害ボランティアに参加したい方
申込方法:氏名・住所・連絡先・対応可能日時などを、市社会福祉協議会へご連絡いただき、ボランティア登録をお願いします。
問合せ:市社会福祉協議会
・平日午前8時30分~午後5時まで【電話】0233-22-5797
・24時間受付【FAX】0233-22-0820
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