朝日中学校の3年生8人が8月1日から7日にかけてアメリカ合衆国コロラド州ウィンザー市を訪れました。コロナ禍を経て、現地を訪問するのは5年ぶりとなります。
訪問先:アメリカ合衆国 コロラド州 ウィンザー市
コロラド州北部に位置し、人口は約3万人。豊かな自然と便利な公共設備などから、住みやすい都市と人気を集めています。農業・畜産業が盛んであるほか、教育・スポーツ施設の整備も積極的に進められています。
■朝日中生 5年ぶり海外へ
グローバルな視点を持ち、柔軟な思考で将来も幅広く活躍できる人材を育てるため、平成28年度から行われているこの事業。現地では、公共のレクリエーション施設や公園など各地を視察後、ウィンザー市長を表敬訪問しました。市長は袋いっぱいの贈り物を用意し、生徒たちを歓迎。また市役所職員より特産品である、てん菜や鉄道の街として栄えた市の歴史を学びました。視察を終えた後はホストファミリーと対面。4班に分かれ、3日間にわたるホームステイを体験しました。
今回の訪問で一層成長を実感した生徒たち。帰国後、鈴木町長らに学んだことを報告した際には、ホストファミリーとの楽しい思い出とともに英会話に対する自信がついたと語りました。
生徒たちは今後、研修の振り返りや演習を行い、11月の朝日町芸術文化祭で成果を報告する予定です。
※アイジー基金
アイジー工業株式会社(森安弘代表取締役社長/東根市)から寄せられた公益のための寄付金。当事業をはじめ、社会教育や産業教育の振興に役立てられています。
○肌で感じた文化の違い
堀 彪雅
ウィンザー市の市役所で、現在取り組んでいることや市の歴史を学びました。市役所をはじめとした施設や文化が、日本とは違うことを改めて新鮮に感じました。
○苦手だった科目に自信がついた
白田 陸翔
もともと英語が苦手だったのですが、会話を重ねていく中で進んで話せるようになりました。「買い物に行きたい」と言って、連れて行ってもらったときは英語が通じたことを実感できてうれしかったです。
○学んだことを生かすことができた
齋藤 慧
うまく話せるか不安でしたが、現地の方が目が合ったら微笑んでくれたり話を最後まで聞いてくれたりと優しく接してくれたので、自分のペースで、これまで学んだことを精一杯生かすことができました。
○日常会話で聞くことができるように
佐藤 優愛
日本では見れない植物を見たことが一番の思い出です。最初は日常的に英語を話すことに慣れておらず、質問に答えるだけで手一杯でしたが、徐々にコツをつかみ自分から聞くことができました。
○一緒に調理し食文化の違いを学んだ
冨樫 真琴
ホストファミリーと一緒にクッキーなどを作ったり、抹茶を点てたりしたことが思い出深いです。調理をしながら現地での食べ物の特徴を教わり、改めて食文化の違いを学びました。
○積極的な行動が身に付いた
鈴木 桃羽
ホストファミリーとの交流を通して、会話をはじめ一つ一つの行動を積極的にとることができるようになりました。海外交流の分野に限らず、さまざまな場面でこれからの生活に生かしていきたいです。
○会話の難しさと大切さを学んだ
清野 美咲
話したい言葉が思い出せなくても、ジェスチャーなど工夫を凝らして会話をしました。
英語で話すことはもちろん大切にしていますが、会話を続けることを優先し、より充実した交流ができました。
○自分から話しかける力が身に付いた
熊谷 菫
いろんな場所を訪れ、施設の特徴や風景など日本との違いを感じました。ホストファミリーと一緒に買い物に行ったり遊んだりする中で、自分から積極的に話しかける力が身に付きました。
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