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住人十色(じゅうにんといろ)

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山形県朝日町

■ライフル射撃を極め、全国大会に出場
佐藤翔太(さとうしょうた)さん(新宿)

6月8日、南陽市で行われたライフル射撃種目の山形県高校総体(以降、「県総体」と表記)。決められた弾数の合計得点を競うその競技は、高い集中力が求められます。
今回は同競技の個人戦で2位という好成績を収め全国大会に出場した、東北文教大学山形城北高等学校3年生の佐藤翔太さんを紹介。競技を始めた理由や競技の魅力などについてお話を聞きました。

○競技を始めた理由は?
高校に入学し、所属する部活動を探していた際にライフル射撃を知り、珍しい競技だと興味を引かれました。
もともと新しいことに挑戦したいと考えていたこともあったので、入部を決めました。競技の中でも、所持許可が不要で比較的気軽に始められるビームライフルを選びました。

○競技の魅力は?
さまざまありますが、点数を重ねていくことへの達成感が一番です。また、集中力・忍耐力が求められるため、自分のペースで進めることができるのも魅力ですね。

○大会出場で感じたことは?
あまり他校と交流する機会がないため、県総体は毎年貴重な場だと感じています。
全国大会では同じレーンに立つ人数が多く、競技を行う際に人との距離が近くなったこともあり、ペースが乱されうまく実力を発揮することができなかったことが悔しいです。
しかし、簡単には行けない大会ですので、今回出場できたことは素直にうれしく思います。

○これからのことを教えてください
ライフル射撃の継続についてはまだ決めていませんが、もしまたできる機会があれば続けていきたいと考えています。
3年間競技を通じて培ってきた集中力を勉強やスポーツをはじめ、さまざまなことに生かしたいです。

■ライフル射撃とは
ライフル銃を使い、固定された的を狙って撃つ競技。中でも、ビームライフル競技(光線を発射)は立った状態で10m先の的※へ45分以内に60発の射撃を行い、合計点を競います(654点満点)。高校生の種目にはビームライフルのほか、エアライフル(圧縮空気の力で鉛弾を発射)種目があります。
※的の中心にある10点圏は直径1mm。得点は中心ほど高く最高点は10.9点。0.1点刻みで競います。

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