■9月1日~30日健康増進普及月間
厚生労働省では、生活習慣の改善の重要性について国民一人ひとりの理解を深め、健康づくりの実践を推進するため、9月1日~30日の1か月間を「健康増進普及月間」と定めています。みなさんもこの機会に新たな健康づくりに挑戦してみませんか?
◇適度な身体活動・運動は総合的な幸福感を高める!
身体活動、運動の不足は体力や筋力を低下させるだけでなく、脂質異常、高血圧、肥満などの生活習慣病発症リスクを増大させます。日本における身体活動、運動の不足が原因とされる死亡者数は、喫煙、高血圧に次ぐ第3位となっています。
また、座りっぱなしの時間が多ければ多いほど、死亡リスクが増大することが研究により明らかにされています。適度な身体活動、運動には、これらのリスクを下げる以外にも、うつや不安の症状が軽減される、思考力、学習力、総合的な幸福感を高められるといった効果があることが知られています。
◇目指すべき身体活動量・運動量とは?
厚生労働省では、右の図のような身体活動量、運動量を目安として推奨しています。皆さんの日頃の生活と比べてどうでしょうか?日常生活でより多く動くことを意識することで、必要な身体活動量を維持することができます。買い物や通勤時には車を遠い所に停めて歩く、なるべく階段を使う、いつもは掃除しない所を掃除するなど、日頃から健康づくりを心がけて活動してみましょう。 身体活動や運動を行う際には、自身の健康状態や体力に合わせて、無理なく行うことが大切です。
※身体活動‥安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての活動のこと。日常生活における労働や家事、通学、運動も含む。
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