■今月のテーマ
筋力トレーニングのすすめ(1)
厚生労働省が策定した「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、筋力トレーニング(以下筋トレ)を実施することは、運動器(※)障害だけでなく、生活習慣病の発症や死亡リスクの低減につながる可能性があると言われています。
ガイドに記載されている「筋力トレーニングについて」の科学的根拠では、18〜98歳を対象とした筋トレと疾病・死亡リスクに関する多くの研究結果から、有酸素性の身体活動量に関わらず、筋トレを実施している群は、実施していない群と比較して、総死亡および心血管疾患、全がん、糖尿病、肺がんの発症リスクが10〜17%低いことが示されている。とされています。
筋トレも健康づくりに欠かせない運動です。積極的に取り入れていきましょう!
毎週水曜日の14時から、西川町民体育館で「楽楽運動教室(奇数週)」「ゆる楽運動教室(偶数週)」を開催しています。教室では、自重(自分の体の重さ)や道具(ダンベル・ボールなど)を使いながら、様々な筋力トレーニングも行います。健康づくり・体力づくりの機会として、ぜひ、ご活用ください。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
※運動器…体を動かすために必要な骨・筋肉・関節・靭帯など
▽参考・引用資料
厚生労働省HP 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
【URL】https://www.mhlw.go.jp/content/001194020.pdf
◆お腹の筋肉を鍛えましょう!(片方5~10回)
息を吐き、お腹を締めながらゆっくり繰り返しましょう。
スタートポジション:片脚を伸ばした姿勢
↓↑
息を吐きながら、伸ばしている脚と上半身をゆっくり持ち上げる
・両腕は横に開いたまま行います
※詳細は、本紙をご覧ください。
▽注意点
(1)体に痛みを感じたときは、運動を中止してください。
(2)可動域制限がある方は、無理のない範囲で行ってください。
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