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金山町町制施行100周年 記念式典(3)

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山形県金山町

■かねやま未来ビジョン宣言 未来ビジョン宣言は今後のまちづくりの指針として新たな時代へのスタートを切る宣言文です
町制施行100周年を迎える金山町には、先人たちが紡いできた歴史と想いがあります。これまでの金山町の歩みに感謝と敬意を表すとともに、100年先も持続可能で、誇りあるまちづくりを実現するため、佐藤英司町長、金山中学校1年青柳太郎(あおやぎたろう)さん、新庄南高等学校金山校3年地主音南(じぬしとなみ)さん、柴田工務所代表取締役柴田育子(しばたいくこ)さん、金山町消防団団長柴田純一(しばたじゅんいち)さんによって「かねやま未来ビジョン」が宣言されました。

わたしたちは、先人(せんじん)たちが紡(つむ)いできた歴史(れきし)や想(おも)いに感謝(かんしゃ)し、100年先(ねんさき)も持続可能(じぞくかのう)で、誇(ほこ)りあるまちづくりの実現(じつげん)のため、次(つぎ)のように「かねやま未来(みらい)ビジョン」を宣言(せんげん)します。
1.安全(あんぜん)で安心(あんしん)してくらせる町(まち)を目指(めざ)し、健康長寿(けんこうちょうじゅ)で心(こころ)の豊(ゆた)かさを追求(ついきゅう)する町民(ちょうみん)を増(ふ)やしていきます。
2.金山町(かねやままち)に住(す)んで、働(はたら)き、子育(こそだ)てしてハッピーに暮(く)らすため、みんなで支(ささ)え合(あ)いながら、心地(ここち)よい地域(ちいき)をデザインしていきます。
3.社会(しゃかい)の変化(へんか)や多様性(たようせい)を柔軟(じゅうなん)に受(う)け入(い)れ、未来(みらい)ある子(こ)どもたちに引(ひ)き継(つ)いでいけるような持続可能(じぞくかのう)なまちづくりを進(すす)めていきます。
4.デジタルの力(ちから)で、くらしや社会(しゃかい)を変革(へんかく)し、伝統(でんとう)と文化(ぶんか)を融合(ゆうごう)した快適(かいてき)で活力(かつりょく)ある町(まち)にするため、金山町(かねやままち)は日々進化(ひびしんか)していきます。
5.豊(ゆた)かな自然環境(しぜんかんきょう)に感謝(かんしゃ)するとともに、カーボンニュートラルを推進(すいしん)し、風景(ふうけい)と調和(ちょうわ)した美(うつく)しい景観(けいかん)を守(まも)りながら、健全(けんぜん)で活気(かっき)ある農林業(のうりんぎょう)と商工業(しょうこうぎょう)を未来(みらい)に引(ひ)き継(つ)いでいきます。

■祝賀会 祝賀会の開催にあたりご協力いただいた商工会青年女性部の皆さま、誠にありがとうございました
100周年を祝し、金山町農村環境改善センターで祝賀会が開催されました。会には加藤鮎子(かとうあゆこ)衆議院議員や舟山康江(ふなやまやすえ)参議院議員、芳賀道也(はがみちや)参議院議員、元木洋介(もときようすけ)最上地方町村会会長ほか111名が出席し、栗田満(くりたみつる)さん(杉沢)による祝舞「琴(こと)の宴(えん)」の披露や、総勢23名による鏡開き、代表者4名によるテーブルスピーチなどが行われ、100周年を祝いました。

■町民スピーチ 町民スピーチでは発表者3名の日常を切り取った写真のスライドショーも公開されました
町民を代表し、金山杉住宅をつくる会会長阿部千晶(あべちあき)さん(十日町)、もがみ北部商工会金山支部青年部伊東光春(いとうみつはる)さん(十日町)、金山町立金山中学校3年後藤瑠楓(ごとうるか)さん(安沢)の3名の方よりスピーチを頂戴しました。それぞれの視点から金山町でのくらしや思い出、これからの町との関わり方や夢などについて熱い思いが語られました。

○金山杉住宅をつくる会 会長 阿部 千晶(あべ ちあき)さん
私は庄内地方から十日町のポーラ阿部に嫁いできました。「金山といえば景観」と言われるほど金山には白壁と切妻が映える美しい街並みがあり、職人たちの手によるそれらは町の象徴として多くの人に愛されています。彼らの努力と情熱は私たちの誇りであり、次世代に受け継いでいくべき貴重な財産です。これからも自然を大切にし、地域の特性を尊重しながら、みんなの手で子供たちが安心して暮らせる未来を創っていきたいです。

○もがみ北部商工会金山支部青年部 伊東 光春(いとう みつはる)さん
私は祖父の代から続く酒屋と父が始めたコンビニエンスストアの経営を家族と共にしています。「地域密着」という経営理念もあり、多くの町民の方々と関わりを持ちながら働いていると、町民同士の繋がりの強さや金山への愛の強さなどを感じます。金山町には自然の風景や街並み、人の繋がりや時間の流れなど、金山町にしかない魅力が溢れ返っています。これからの100年を私自身も色んなカタチで支えていきたいです。

○金山町立金山中学校3年 後藤 瑠楓(ごとう るか)さん
私は将来、助けを必要としている人を救うために医療関係の仕事に就きたいと考えています。目指す自分になるためには町を出て学ぶ時間が必要になりますが、いつかまた金山町で暮らし、助けを必要としている人を救い、笑顔になってもらいたいと思います。また、「これからも皆で集まって笑い合いたいね」と思えるように今の時間を大切にし、友達や家族、地域の人との繋がりを大切にしていきたいです。

■準備にあたって
○もがみ北部商工会金山支部青年部 支部長 三浦 祐真(みうら ゆうしん)さん
商工会青年部10名で100周年記念祝賀会の準備などを担当させていただきました。祝賀会に出席された皆さんには金山らしいおもてなしを楽しんでいただけたかと思います。二度とない貴重な経験をありがとうございました。

○藤の会 会長 栗田 満(くりた みつる)さん
祝賀会で祝舞を披露させていただきました。曲は「堅苦しくなく、華やかな曲を」と思い「琴の宴」を選びました。100年という二度とない機会にお声がけいただき誠にありがとうございました。今後も舞踊を通じて金山町を盛り上げていきたいと思います。

○美杉コーラス 代表 伊藤 江久子(いとう えくこ)さん
発表に向けて1か月以上練習を重ねました。大勢の前で町の歌を披露することは緊張もありましたが、100周年記念式典という大きな節目で、大勢の前で町の歌を斉唱することが出来てとても光栄でした。ありがとうございました。

○蔵の会 代表 阿部 一代(あべ かずよ)さん
記念式典の特別来賓への湯茶接待で蔵の会の3人が手伝いを致しました。客室で失礼のないようにと、何度かのミーティング、前日のリハーサル。どちらも大切な事と思いました。この記念すべき日にこの町に居ることに感謝いたします。

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