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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊が行く‼(後藤武蔵・小野優太朗)

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山形県飯豊町

■私とSDGs(エスディージーズ)~持続可能な私の取り組み~
SDGsへの貢献:11・17
飯豊町商工会青年部 部長 梅津拓郎さん
町商工会青年部はSDGsの誰一人取り残さない精神を意識して、イベント活動で地域を盛り上げる取り組みを行っています。
この活動は主にSDGsの目標11(住み続けられるまちづくりを)に貢献しています。

◇はじめに青年部の取り組みについて紹介してください
令和4年度の取り組みとしては、飯豊町をモチーフにしたバッジを作りました。町全体にバッジのイラストを募集し、思案してもらうことで、みんなが町の魅力を再発見することを期待した試みです。今年度は、9月24日にゆり園で開催された「わくわくワークショップ」に出向き、ワークショップの講師として、子どもたちに町で働くことの楽しさや町の魅力について伝えました。左図がその時の写真です。
青年部では無理に背伸びをせずに、自分たちにできることを精一杯頑張って、飯豊町を盛り上げるための活動を実施しています。

◇青年部の活動におけるやりがいを教えてください
これからの飯豊町を支えていく若い経営者たちが集う場所で、どうしたら住む人がもっと自分たちの町の魅力に気づき、自信を持てるかについて意見を交換しています。また、他の地域における視察研修などを通して、効果的で面白い取り組みを学んで、町へ還元することで、町に誇りを持ってくれる人が増えていくことにやりがいを感じています。

◇青年部としての活動について大変な部分を教えてください
青年部員全員が他に自分のメインの仕事を持ちながら青年部の活動を行っているため、みんなで意見交換する場を設けたり、イベントの日程調整をすることがとても大変です。その一方で、自分たちが毎日やっている仕事とは別に、自分たちの町や住民に目を向ける時間はとても有意義な時間だと感じます。

◇今後、やってみたい取り組みがあれば教えてください
明確なアイデアはまだありませんが、参加した人たちが何かしら新しい気づきを得て、笑顔になれるようなイベントを開催していきたいです。そういった活動が増えれば、笑顔が波及していき、町全体がより一層明るくなっていくと期待しています。

■SDGs一口メモ! SDGs用語解説(第5回)
◇ダイバーシティとインクルージョン
ダイバーシティとは直訳すると「多様性」を意味します。異なる属性を持った人々が、社会や国、組織、集団、職場、チームなど特定の枠組みの中で共存している状態を指します。しかし、どれだけ多様な人材を集めても、組織内でメンバー同士の対立や拒否感があれば、その人材は簡単に辞めてしまいます。多様な人材がお互いに認め合い、受け入れ合う機会と風土を作り出すことが、「インクルージョン」です。
「格差」を解消するためには、ダイバーシティandインクルージョンの実現が不可欠です。

ダイバーシティ…多様な価値観を持つ個人が組織に属している状態
インクルージョン…多様な価値観を持つ個人が「お互いに認め合い尊重しあって」組織に属している状態

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