今月は先月に引き続き、飯豊町地球温暖化実行計画の4つの柱「知る・学ぶ」、「減らす」、「創る」、「森を守る」から、「減らす」について説明します。
◆施策 次世代自動車の利用
移動のための重要な手段である車からも年間約2万トンの温室効果ガスが排出されています。この排出量を減らす取り組みも非常に重要です。
町内に次世代自動車(ハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池車など二酸化炭素[CO2]排出量が少ない車)が普及することによって、私たちの暮らしになくてはならない車から排出されるCO2の削減を目指します。
県では、走行時にCO2を排出しない、水素を燃料としたFCV(燃料電池車)を公用車として導入しました。また、町でも、走行時にCO2を排出しない電気自動車を昨年度から導入し、車から排出されるCO2の削減を目指しています。
◆施策 水田秋耕・中干の推進
秋耕の実施で、稲刈り後の稲や稲株を秋の内に土中にすき込むことで、有機物質の分解を促進することができます。有機物質が分解する際はメタンが発生しますが、酸素が供給される状態とそうでない状態では、酸素が供給されない水張り後の方がメタン発生量は多いと言われています。メタンはCO2と比較して、温室効果が25倍も高く、メタンを削減することは非常に重要な取り組みです。
問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514
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