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「飯豊町立いいでの森学園」開校に向けて

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山形県飯豊町

■第1回 義務教育学校開校準備委員会で調査検討していること
新しい年度がスタートし、いいでの森学園の開校準備は次のステージに突入します。令和5年度中に、義務教育学校開校準備委員会(以下、「準備委員会」。)の話し合いで決まったことや現在の進捗状況などをお知らせしていきます。第1回は、主に総務部会が所掌する内容です。

準備委員会は、新しい学校に必要なことの調査、検討する中枢組織で、昨年6月1日に設置しました。委員は、保護者や地域の代表の方、学識経験者、学校の教職員で構成されています。準備委員会の下部組織として4つの専門部会があり、委員と部員を合わせて延べ49名の人たちに関わっていただき、新しい学校の在り方を調査検討しています。昨年度中、委員会は全6回、各専門部会は3~5回の会議を行いました。
決定したことの大きなものとして、校名が「飯豊町立いいでの森学園」に決まったことがあります。一般から広く募集し、総務部会、準備委員会での選定を経て、町議会に至るまでの議論の間、多くの皆さんから意見をいただきました。私たち教育委員会は、校名に込められた期待と願いをしっかりと受け止め、新しい学校づくりの核としていかなければなりません。
校名が決まり、次に校章と校歌の制作方針の検討に入りました。
校章もデザインを募集し、全国から60点以上の応募がありました。校章の原画となる最優秀賞の選考を、専門家の支援を受け、準備委員会、教育委員会、総合教育会議を経て行っていきます。
校歌の制作については、専門家に依頼することが準備委員会で承認され、作詞を村田さち子氏、作曲を池辺晋一郎氏に依頼する運びとなりました。ご承知のとおり、両氏とも合唱組曲「飯豊山~我が心のアルカディア」の作詞作曲をはじめ、本町の施策「音楽からのまちづくり」に貢献いただいている方です。本町の情景や風土をよく知る二人が、飯豊の子どもたちの成長を願う想いをどのようにメロディーにのせてくださるのか、とても楽しみにしたいと思います。
閉校式・閉校記念行事の在り方も検討しました。令和7年度をもって、町内すべての小中学校は閉校となります。各校の閉校式典と記念事業は、次のように進めていきます。
・儀式などの「閉校式典」は各校共通に町が主催する
・式典以外の記念誌の発刊、記念碑や記念品の制作、お別れ会などの「記念事業」を行う場合は、各学校、PTA、後援会、閉校実行委員会(仮称)などが主催する
町が主催する閉校式典は、3月に卒業式が終わり、その後に行われるのが理想的だと思います。しかし、4月の始業式・入学式までわずかな期間しかありません。その間に、教職員の人事異動による引き継ぎや年度末事務、新年度の準備、加えて新しい学校の開校式や引っ越し作業などスケジュールは過密で、そこに閉校式の日程を入れ込むのは難しいと判断しています。ついては、他市町村の閉校式の実例を参考に、積雪がない10月~11月にかけて開催し、学校の負担を少なくして、無理なく閉校式の日程を組んでいきたいと考えています。
式典が、児童生徒にとって「自分が学んだ学校」への感謝と誇りを実感し、有終の美を飾る契機となるようにしていきます。

義務教育学校についてのご質問はございませんか。Eメールでもお受けいたします。
(宛先)【Eメール】i-junbi@town.iide.yamagata.jp
ご質問の内容に、氏名・住所を添えてください。無記名の場合、回答できないことがあります。

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