◆第3回 義務教育学校開校準備委員会で調査検討していること(3)
義務教育学校開校準備委員会(以下、「準備委員会」。)の話し合いで決まったことや現在の進捗状況などをお知らせしています。今回は、主に保護者・地域部会で調査検討してきた通学の在り方に関する内容です。
いいでの森学園は、令和8年4月から施設分離型の校舎で開校します。児童・生徒は、学年や地域別に、北学舎(現第一小)・南学舎(現第二小)・中学舎(現飯豊中)のそれぞれに通学することになります。
通学方法は、徒歩、自転車、スクールバスの3つを基本とします。スクールバス通学の対象となる児童・生徒について説明します。
北・南学舎に通う1~4年生のスクールバス通学の対象は、次の表のとおりです。
北・南学舎ともに、学校から住所までの距離が2km以上ある児童は、春夏秋冬の通年でスクールバス通学の対象となります。また、南学舎の場合、現手ノ子小・現添川小校区の児童は、住所までの距離にかかわらず、通年でスクールバス通学の対象です。
次の表は、中学舎のスクールバス通学の対象となる児童・生徒です。
小学校課程の5・6年生で、現第一小・現手ノ子小・現添川小校区の児童は、通年でスクールバス通学となり、現第二小校区の児童については、学校から住所までの距離が2km以上ある児童はスクールバス通学となります。
中学校課程の7~9年生は、現飯豊中学校の通学方法と同様とします。春から秋は、基本、自転車通学になり、冬は、徒歩またはスクールバス(対象者のみ)通学です。
次に安全対策について記します。特に、北・南学舎の場合、徒歩での通学班が4年生以下になることもあり、安全対策が必要になります。(1)安全な通学路の設定、(2)保護者・地域住民の協力による見守り体制構築、(3)関係機関での通学路安全点検、を基本的な三本柱として子どもたちの安全を確保したいと考えています。
今後は、令和8年度の実際の運行計画に向けて、学校や保護者の皆さんの意見を聴きながら、スクールバス運行ルートや通学路などの詳細を決めていきます。また、令和9年度以降は、(仮称)スクールバス運行検討委員会を設置し、毎年度、見直しを行いながら、安全かつ効率的なスクールバスの運行を計画していくこととしました。
※行政区単位の例:A地区に住むBさんは、北学舎から住所までの距離が1.5kmであるが、同じA地区には北学舎から2.0km以上の距離に住所がある家があることから、Bさんはスクールバス利用の対象とする
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