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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊が行く‼(後藤武蔵・小野優太朗)

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山形県飯豊町

■私とSDGs(エスディージーズ) ~持続可能な私の取り組み~
SDGsへの貢献:17
鈴木友美さん
鈴木友美さんは、「SNOWえっぐフェスティバル」や「水没林マルシェ」など、町の魅力を発信する活動を行っています。この活動は主にSDGsのGoal17(パートナーシップで目標を達成しよう)に貢献しています。

―はじめに、ご自身について紹介してください
養護学校の教師として10年、公民館の地域活動推進員として2年働き、現在は起業に向けて準備をしつつ、マルチワーカーとしてさまざまな業種の仕事をしながら勉強する毎日を過ごしています。地域活動に熱心に取り組む両親のもとで育ったため、私も中学生の頃からSNOWえっぐフェスティバルのスタッフなど地域活動に参加したり、社会人になってからもさまざまなイベントや地域の活動に携わってきました。家では両親と3人でお酒を飲みながら中津川のこれからのことを語り合うこともあります(笑)

―現在の取り組みについて教えてください
旧中津川小中学校利活用特別委員会のメンバーとして、「水没林マルシェ」や「THEMAZE~除雪機でつくった雪の迷路~」「図工室プロジェクト」などを企画し、SNS(交流サイト)を中心に情報を発信しています。
3年間で約1500人の方が旧校舎に足を運んでくださいました。イベントに向けた校舎内の清掃活動には、委員会メンバー以外に町内外からボランティアで来てくれる仲間もできました。閉校してから物置倉庫となっていた校舎が、10年たった今、少しずつ子どもたちの声が響く場所に戻りつつあります。また、SNOWえっぐフェスティバルの実行委員長として、新たなメンバーとともに開催に向けた準備をしています。オンライン会議を導入したことで、地区外や関東方面のメンバーにも会議に参加してもらえるようになり、面白い企画ができそうです。

―7月号に続く
7月号では、地域でのやりがいや今後の目標についてのインタビューを掲載します!

■SDGs一口メモ! SDGs用語解説(第9回)
SDGs:8
◇ディーセント・ワーク(Decent Work)
「ディーセント・ワーク」は、国際労働機関(ILO)が提唱した概念です。「人間らしい働き方」を大切にした考え方で、「人間らしい仕事」ができない人々をなくし、働くことで自分や家族の幸せにつなげていく、以下の4つの考え方です。
1.基本的な労働権利の尊重
表現の自由、結社・団結の自由、差別禁止、強制労働の禁止など、基本的な労働権利を保障すること
2.働く人々への社会的保護
働く人々とその家族に対して、健康、安全、所得の保障を含む社会的なサポートを提供すること
3.労働市場と労働関係の向上
労働市場が効率的で公正であり、労働者と雇用主の間の関係が対等であることを促進すること
4.社会的対話の推進
政府、雇用主、労働者、その他の社会的パートナーとの対話を通じて、労働に関する政策やプラクティスの合意形成を進めること

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