健康ikiiki+では、町健康福祉センター(町健康福祉課・町国民健康保険診療所)から、季節ごとに旬な話題をお届けし、町民の皆さんの健康づくりを応援します。
◆今月のテーマ 第3次健康いいで21を策定しました
◇第3次健康いいで21とは?
町では、町民の健康づくりを推進していくために平成25年3月に「第2次健康いいで21」を策定し、予防が可能である生活習慣病に焦点を当て、その発症予防と重症化予防に取り組んできました。これまでの10年間の取り組みを振り返り、達成状況や課題を整理した結果、「がん・高血圧・糖尿病」「栄養・食生活」「身体活動・運動」などの項目については改善が見られず、引き続き努力が必要であることがわかりました。こうした課題を改善し、町民みんなで健康づくりを推進するために、令和6年からの新たな指針として「第3次健康いいで21」を策定しました。第3次計画では、下記の7つの項目について重点的に取り組み、健康寿命の延伸を目指します。計画期間は、令和6年度から令和17年度までの12年間です。
◇重点的に取り組む7つの課題
1 食習慣の改善(塩分過多・野菜不足など)
2 喫煙者割合の減少
3 がん検診者受診率の増加
4 身体活動および運動習慣の改善
5 糖尿病有病者数の減少
6 肝機能異常者の割合の減少
7 成人の口腔ケアの推進
◇今後の目標(一部抜粋)
1日の野菜摂取量(平均):[現状値]136.3g→[目標値]350g
今回は、課題のひとつである「野菜不足」について現状と目標をお知らせします。野菜は、肥満・糖尿病・高血圧などの予防に効果的ですが、県平均摂取量291.9gに対し、町平均は136.3gであり、目標の1日350gまで200g以上不足しています。特に20代~50代の約8割が平均以下の摂取量となっているため、おひたしやサラダなどの野菜料理を毎食1皿(1日3皿)増やすように心がけましょう。
◇町民の野菜摂取量(令和5年)
問合せ先:町健康福祉課子ども家庭健康室
【電話】86-2338
<この記事についてアンケートにご協力ください。>