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そうかい通信vol.13

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山梨県

■やまなしの〝そうだったのか〞を学生がレポート
ーそうかい通信 vol.13ー

~DX人材育成エコシステム~
大学生が主役となってDXを進める取り組みが始まるらしい?
わたしたちがレポートを作成しました!
山梨県立大学国際政策学部
国際コミュニケーション学科
3年 遠藤美湖さん
2年 石井陽菜さん

最近、DXという言葉をよく聞くようになりました。DXはこれから私たちの生活やビジネスを大きく変えるといわれています。こうした中、県民誰もがデジタル技術を使いこなせるようになることを目指して、県ではさまざまな取り組みを進めているそうです。
今回は、私たち大学生が活躍できる「DX人材育成エコシステム」という取り組みが始まると聞いたので調べてみました。
山梨には中小企業が数多くありますが、その中にはデジタル技術の急激な発展に対応しきれていない企業も多いそうです。このような企業でDXが進み、業務効率化や新たなサービスの創出が実現すれば、地域経済の大きな飛躍につながるかもしれません。しかし、デジタルに長けた人材の確保や資金の面で余裕の少ない中小企業からは、「DXへの一歩を踏み出しづらい」という声も聞かれます。
そこで県では、研修でデジタルスキルを身に付けた「大学生」に中心となってもらい、自分たちより若い中高生への指導・育成をしながら、中小企業の課題解決を支援する「DX人材育成エコシステム」づくりを進めていくそうです。
この取り組みのポイントは(1)大学生ならではの感性で、デジタルの使い方を中高生に教えながら共に学ぶ。そして中高生が進学して大学生になったときには、今度は教える側に回ること(2)大学生ならではのアイデアを生かして、中小企業のホームページ作成やスマホアプリ・webツールの活用など、各企業のニーズに合わせた課題解決を支援すること―の二つです。
このように、「デジタル人材の育成」と「中小企業のDX支援」の両方をうまく進めていこうという山梨独自の先進的な取り組みだそうです。
私たち大学生にとっても、デジタル技術の習得や企業の課題解決の経験は、自分自身のスキルアップや就職活動時のアピールポイントにつながるので、ぜひ参加してみたいと思いました。
今後、この取り組みでDXが社会に浸透して、企業も人も成長しながら山梨が発展していく。そんな未来を私たちも一緒につくっていきたいです。

◇CHECK!
「DX」(ディーエックス)とは?
DXとは、デジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)の略。デジタル技術の浸透によって、人々の生活やビジネスがあらゆる面で良い方向に変化することを意味します。
県では、県民の皆さんにDXを身近に感じていただくため、「DX信玄くん」の動画を順次公開していきます。もしも武田信玄公が戦国時代にDXを活用したらどんな感じになるのかを楽しく紹介しています。ぜひご覧ください!

私が説明させていただきました!
DX・情報政策推進統括官
副主査 島村定春さん
県民や事業者の皆さんが日常生活や仕事でデジタル技術を「普段使い」できるようにDXを推進しています。DXを知って学ぶための研修のほか、オープンデータの利活用推進、情報通信基盤の整備など、さまざまな施策を展開していきます。

問い合わせ先:DX・情報政策推進統括官
【電話】055-223-1416【FAX】055-223-1421

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