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自治体の皆さまへ

うえのはら健康家族保健師からのメッセージNo.135

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山梨県上野原市

■今月のテーマ 女性の健康づくり

【3月1日〜8日は「女性の健康週間」です】
毎年3月1日〜8日は「女性の健康週間」です。これは、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するため厚生労働省が定めたもので、女性の健康づくりを国民運動として展開することとしています。
女性特有の疾病には乳がん、子宮がんや月経困難症、月経前症候群、更年期症状などがあります。学校や仕事、家事や子育て、介護などで日々忙しく、多少の不調を感じても自分の健康はつい後回しになってしまう人も多いのではないでしょうか。

【がん検診を受けましょう】
山梨県地域がん登録事業の2012年~2019年における、女性の部位別罹患数順位は、1位が乳房、2位が大腸、3位が子宮と順位に変動がありません。
乳がんの罹患率を人口10万人あたりでみると、40歳頃から急激に増加し、40歳代後半でピークとなっています。また、子宮頸がんの罹患率を人口10万人あたりでみると、20歳代から急激に増加しています。
早期発見には検診が有効です。定期的に検診を受診しましょう。市では、令和6年度の検診の申し込みも始まっています。ぜひご活用ください。

【自覚症状があったら迷わず受診しましょう】
20~30歳代は、月経に関する症状がつらいと感じる人が多いと思います。起き上がれないくらいの腹痛や月経周期の乱れ、貧血、メンタルの不調など症状もさまざまです。また、40歳代後半になってくると、女性ホルモンの減少にともない、更年期症状として、発汗、めまい、頭痛、動悸、肩こり、だるさ、イライラ、不安感、不眠など、人によってさまざまな症状が出現し、日常生活に支障が出てつらいと感じることもあると思います。
女性特有の症状はこういうものだから仕方がないと我慢して過ごしていませんか?女性は、女性ホルモンの影響を受けやすく、年齢にともない体も変化していくため、世代ごとで症状も異なります。まずは自分の体の変化に早く気づくため、普段から体の状態をよく観察しましょう。最近では健康管理に役立つアプリもありますので、それらを活用して自分の体を知ることもひとつの方法です。
何か症状があった場合は、自己判断で様子を見ず、すぐに病院を受診をしましょう。これからもにこやかに生き生きとした生活を送るために、自分の体のメンテナンスを行っていきましょう。

以下のサイトに参考になる情報が掲載されていますのでご活用ください。

●厚生労働省ホームページ「女性の健康づくり」
【HP】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/woman/index.html

●山梨県ホームページ「女性の健康情報」
【HP】https://www.pref.yamanashi.jp/kodomo-fukushi/kenkozukuri/h21joseinokenkou.html

問合せ:子育て保健課
【電話】62-4134

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