◆今月のテーマ 健康について考えてみませんか?
毎年9月は、厚生労働省が定める『健康増進普及月間』です。この機会に、運動・食事・禁煙など、自身の健康について考えてみましょう。
〔健康増進普及月間 統一標語〕
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠
~健康寿命の延伸~
◇『1に運動』〜毎日プラス10分の運動〜
今より10分多くからだを動かすことで、生活習慣病の発症リスクを下げることができます。例えば、ウォーキングでいつもより1000歩多く歩くとプラス10分の運動になります。64歳以下の人は、1日60分8000歩、65歳以上の人は、1日40分6000歩を目標に取り組んでみましょう。
また、移動時に階段を使用したり、テレビを見ながら筋トレやストレッチを行うことも効果的です。少しずつできることから始めてみましょう。
◇『2に食事』〜1日あと70gの野菜をプラス〜
厚生労働省が定める健康日本21(第3次)では、1日350g以上の野菜の摂取が目標とされていますが、令和元年「国民健康・栄養調査」の結果では、成人の1日当たりの平均野菜摂取量は、約280gとなっており、70gの野菜が不足しています。70g分の野菜とは、トマトだと1/2個、玉ねぎだと1/4個、ナスだと1本、ピーマンだと2個が目安です。健康寿命を延ばすため、普段の食事にあと70gの野菜をプラスしましょう。
なお、食生活に関するご相談は、市の栄養士が対応いたしますので、気軽にご相談ください。
◇『しっかり禁煙』〜たばこの煙をマイナス〜
たばこの煙には、約250種類の有害物質が含まれています。有害物質は、たばこを吸う人だけではなく、その周囲の人にも健康被害を及ぼします。自身だけではなく、周りの人のためにも禁煙し、健康を取り戻し、受動喫煙をなくしましょう。
◇検診で定期的な健康チェック
市の検診では、毎年がんが発見されています。そのほとんどが早期で発見され、治療により回復しています。また、糖尿病や高脂血症など生活習慣に起因する疾患を指摘される人もいて、該当する人には、市の栄養士や保健師などによる相談も行っています。
健康で元気に生活をするためには、自身のからだの状態を知ることが大切です。生活習慣病の多くは、症状が進行するまで自覚症状がありません。病気の予防や早期発見のためにも定期的に検診を受けましょう。市の集団検診は、11月まで実施しています。9月25日(水)まで申込みを受け付けていますので、ぜひご利用ください。
市では、9月から、皆さんが参加できるコミュニティや各種イベントの中で、体を動かすことができる企画を実施していきます。運動のきっかけづくりに、皆さんお誘い合わせの上、ぜひ参加してみてください。
問い合わせ:子育て保健課
【電話】62-4134
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