◆食料備蓄のすすめ
▽災害時に備えた食品ストック
大きな災害が発生し、物流機能が停止した場合、スーパーマーケットやコンビニなどの店頭で食品が手に入りにくくなります。また、電気、ガス、水道などのライフラインが停止した場合、日常生活とかけ離れた環境で生活しなければなりません。
そんなときにいつもと変わらない、温かく、栄養バランスのとれた食事があれば、心と身体が満たされ、前向きな思考と元気に活動するためのエネルギーが湧いてきます。そのためには、平時のうちから各家庭で食品を備蓄しておくことが大切です。
過去の災害から考えると、災害発生からライフラインの復旧まで1週間程度かかる場合が多くみられます。また、災害支援物資が3日以上到達しないことや、物流の低下によって、1週間はスーパーマーケットやコンビニで食品が手に入らないことが想定されます。
そのため、最低でも家庭の人数分×3日から1週間分の食品の備蓄が望ましいとされています。
▽無理なく備えるローリングストック
「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限の古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定の食品が家庭に備蓄されている状態を保つ方法です。
主に災害時に使用する「非常食」だけではなく、日常で使用し、災害時にも使えるものを「ローリングストック」としてバランスよく備えることが大切です。
問合せ:危機管理課
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