マナーを守って、犬・猫と暮らしましょう
犬や猫を現在飼っている人も、これから飼おうとしている人も、ルールやマナーを守って他人に迷惑をかけないように飼育することが大切です。
■犬を飼う人のマナー
◇リードを正しく使いましょう
散歩のときに、きちんとリードを使っていますか?
犬を放したり、長いリードを使っていたら、道路への急な飛び出しや人へのイタズラなどを制御することができません。犬を自由に運動させたいのであれば、ドッグランなどの施設を利用しましょう。
大型犬の場合は、必ず制御できる人が散歩をしましょう。他人に被害をおよぼすだけでなく、自身が引きずられてケガをするおそれがあります。
◇フンの始末は確実に行いましょう
排泄物は飼い主が責任を持って処理しましょう。排泄物が道路や家の前などに残っていると、歩行者や自転車などが通行中に踏んでしまうおそれがあります。
◇無駄吠えをさせないようにしましょう
犬を吠えさせなくさせることは難しいですが、周囲の迷惑になることもあるため、無駄吠えをさせないようにしつけましょう。わからないことがあれば、犬の飼い方教室などを利用してみましょう。また、ストレスも無駄吠えの原因となりますので、散歩をしたり遊んであげたりしてストレス解消に努めましょう。
■猫を飼う人のマナー
◇室内飼育を心がけましょう
猫はエサが充分に与えられていれば、特に広い生活空間は必要としません。自由に屋外で行動できる状態にあると、他人の庭などへの排泄や鳴き声など、近所とのトラブルにつながります。
ほかにも、交通事故に遭う危険性が高まったり、伝染病への感染の機会が多くなったりするなど、結果として短命になることが予想されます。
猫が室内飼育で命をまっとうするか、交通事故などによって死を迎えるか、どちらが幸せなことか考えてみましょう。
■共通のマナー
◇首輪と、連絡先が記されたものなどを着けましょう
迷子になったり、事故に遭ったりした場合でも、飼い主がすぐわかるように首輪と連絡先が記されたものなどを必ず着けておきましょう。
犬は、登録時に渡される「鑑札」と狂犬病予防注射後に渡される「注射済票」の装着が、法律により義務付けられています。
◇命を大切にしましょう
いかなる事情があっても、飼っている犬や猫を捨てることは犯罪です。里親探しをするなど、最後まで責任を持ちましょう。
どうしても里親が見つからない場合には、山梨県動物愛護指導センター【電話】273-5034にご相談ください。
問合せ:市民環境課環境担当
【電話】274-8543
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