食べ残しや売れ残りなどの理由で、食べられる食品が捨てられてしまうことがあり、このことを「食品ロス」といいます。
日本の1年間に出る食品ロス量は、約523万トンです。これは、毎日、国民全員がご飯茶碗1杯分の食品を捨てていることになります。このうち、約47%(約244万トン)が家庭から排出されています。
日本は世界有数の食料輸入国で、食料の約6割を輸入に頼る一方で、多くの食料を食べずに廃棄しています。
一人ひとりが食べ物を無駄なく、大切に使い、少しずつでも食品ロスを減らしましょう。
◆食品ロスを減らす「3つの『ない』」
毎日の食生活の中で、ちょっとした気遣いや行動で、食品ロスを減らすことができます。食品ロスを減らすことは、食費の無駄遣いを防ぎ、ごみも減らせるので環境にも配慮することができます。食品ロスを減らすコツは3つの「ない」。できることから始めてみませんか。
1 買いすぎない
家にある食品と照らし合わせて、必要な分だけ買いましょう。
2 作りすぎない
その日の体調や家族の予定を考えて、作りすぎないようにしましょう。
3 食べ残さない
作った料理は、早めにおいしく食べきりましょう。
一人ひとりが、できることを少しずつ積み重ねることで、食品ロスを減らすことにつながります。
皆さんのご協力をお願いします。
◆ご家庭でよくある「食品ロス」
▽こんなこと、ありませんか…?
・家族の予定がわからなかったから、作りすぎて料理が無駄になってしまった。
・野菜を使いきれず、冷蔵庫の奥でしなびてしまった。
・買ったことを忘れ、賞味期限、消費期限が過ぎてしまった。
問い合わせ:町民生活課 生活環境担当
【電話】22-7209
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