■高齢者の交通安全を守り抜く!
75歳以上の高齢運転者による死亡事故は,車両単独による事故の割合が高く、ハンドル操作不適など操作ミスによる事故が最も多くなっている。ほかにもブレーキとアクセルの踏み違いによる事故は、75歳以上の高齢運転者によるものが多い。
◇自分ができることって?
まず、自分が気を付けて、交通安全を心がける。交通安全のポスターを作って、町やお店に掲示してもらう。自分から呼びかけてみる。
・杉山仁空(にあ)さん
町では、高齢者に向けての交通安全を広報や町HPで呼びかけるほか、鰍沢警察署と合同で交通安全教室を実施したりしています。
今後も続けて実施することで、お年寄りの交通事故防止につなげていきたいですね。
・防災交通課 交通対策担当
■伝統文化をどう受け継いでいく?
少子高齢化が進む中、町についての関心が薄れている。いまの中学生も、町の伝統・文化・歴史をあまり知らない。そうであれば、小学生たちはもっと知らないかもしれない。子どもの人数がどんどん減り、せっかくの町の伝統や文化を受け継ぐ人がいなくなってしまうのではないか。
◇自分ができることって?
伝統・文化・歴史について、小さい子どもにもわかりやすい絵本や紙芝居でアピールする。ゆずにゃんを登場させてみると、保育園児もみてくれるかも。
・㓛刀 栞(しおり)さん
▽Other
子どもたちが富士川町に興味を持つには??
町に伝わる遊びなどを、お祭りなどで伝える機会を作る。ゆずやみみを配って理解を深めながら楽しんでもらう。
▽Other
「石橋湛山」を大河ドラマに!
富士川町の有名な人物、石橋湛山を大河ドラマの主人公にしてもらう。そうすれば、富士川町の知名度が上がり、大勢の方がこの町を訪れ、地域が活性化する。
太鼓堂が大河に出たらすごいことになるかも!
町では富士川町歴史文化館塩の華において、富士川舟運の歴史を展示物や映像で学ぶことができるほか、町ゆかりの人物を紹介しています。また、実際にあった出来事を唄ったわらべ歌を題材にしたアニメ「まりつき唄」も上映しています。
こうした取り組みをPRしながら、歴史や文化に触れる機会を増やしていきたいですね。
・生涯学習課 社会教育担当
■空き家がどんどん増えています
山梨県は、空き家の割合が全国でも多い状態が続いている。私たちの住む地域に多くの空き家がある。放置していると、建物が危険な状態となるほか、衛生面や景観の悪化など、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす可能性がある。
◇提案します!
空き家が多いからこそ、活用してみてはどうだろうか。宿泊施設やサウナをつくることで、観光に来る人も増えたり、働く場所が増えたりメリットがある。
・菊池唯愛(ゆあ)さん
町では、町内の空き家や空き店舗を有効活用して、地域活性化を図ることを目的に、「空き家バンク」「空き店舗バンク」制度を設けています。
少子高齢化に伴い、空き家も増えています。この制度をより多くの方に向けてもっとPRするとともに、新たな活用策を地域の方と共に考えていきたいです。
■「地方自治」について考えてみた
~Think Grobally Act Locally~
今回の学習をとおして、自分が町の一員であることを自覚し、町に積極的に関わることをしていきたいと話してくれました。住民みんなが町を知ろうとすることから始める、地域に関心を持つ、そんな小さなことから、第一歩になるのだと感じたそうです。
マスメディアなどで行われる世論調査には、自分たちでも「中高生の考え」という部分で発信できるかもしれないと思いました。
地方自治は、民主主義の学校と言われているからこそ、自分の地元を盛り上げようとすれば、そのうち日本全体が盛り上がるかもしれないと思いました。
・清水悠希(ゆうき)さん
未成年の自分には政治は無関係だと思っていたから、積極的に政治について知ろうとは思いませんでした。
実際に政治に参加できるのは、もう少し先のことですが、いつでも参加することができるよう、準備しておくこと、自分の考えをしっかり持とうと思いました。
・小野莉世(りよ)さん
町では、第三次富士川町総合計画の策定に向け、まちづくりワークショップを開催しました。(関連記事本紙P20)
今回は、各地区の課題や、気になることについて、話し合い、意見(課題)地図を作成しました。
この地図を踏まえ、解決編として6月ごろにまちづくりワークショップの開催を予定しています。
ぜひ、ご家族みなさんで、自分が住む地域の課題、町の課題について話し合う機会としませんか?
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