皆さんご存じと思いますが令和6年1月1日能登半島地震が発生し、多くの被害が発生したことは記憶に新しいと思います。被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地域の安全の確保と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。さて、山梨県においても地震発生の可能性があります。そこで今回は令和5年5月に公表された地震被害想定調査結果についてとり上げます。
■山梨県地震被害想定調査とは
・山梨県では従来、平成8年に公表されたものと東海地震については平成17年に公表されたものがありました。
今回、最新の知見や、近年の災害から得られた教訓、建物や人口などの社会条件の変化や地域特性を反映した新たな調査結果が公表されました。
・山中湖村への影響が大きい想定地震として従来の南海トラフ地震に加え、塩沢断層帯の地震(最大震度7)が追加されています。また液状化危険度分布も従来とは大幅に変わっています。
■地震対策について
・建物の耐震化を検討しましょう。南海トラフ地震の場合、建物被害を大幅に低減できます。
・家具の固定をしましょう。人的被害を半数以上低減できます。
・初期消火の備えをしましょう。建物被害及び人的被害を大幅に低減できます。
※山梨県地震被害想定調査及び解説動画については下記の山梨県のホームページで閲覧できます。
【HP】https://www.pref.yamanashi.jp/bousai/jishinnhigaisoutei/jishinnhigai_sotei_r5.html
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