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【特集】第29回 万葉うたまつりとホタル観賞会

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

6月7日~9日 万力公園万葉の森

■ホタル舞う森で、大切な人と過ごす初夏のひととき―
普段は市民の憩いの場となっている万いつものばしょ力公園が、お祭り会場に変身する3日間——。万葉集に詠われた動植物が息づく自然豊かな万葉の森で、第29回万葉うたまつりとホタル観賞会が開催されました。実行委員会には多くの団体・有識者が携わり、より良いまつりになるよう準備を重ねてきました。
当日は天候にも恵まれ、多くの人がさまざまなブースで楽しい時間を過ごしていました。夜には園内の小川でホタルの飛び交う姿が見られ、人々はその幻想的な光に魅了されました。

■うたまつりを支えるみなさんを紹介します
本市最大のイベント「万葉うたまつりとホタル観賞会」。実は、たくさんの人の協力によって作り上げられています。その一部を紹介します。

◇万葉歌朗唱者~歴史感じる、伝統のメインイベント
万葉風の衣装を身にまとって、ステージで万葉歌を朗唱する万葉うたまつりのメインイベント。
朗唱するのは一般公募で申し込みのあった有志のみなさん。朗唱者は万葉集を2首、それぞれの感性で自由に詠みあげます。今年も約30人が朗唱し、最年長は91歳、最年少は5歳でした。
衣装の着付けは、山梨市ボランティア観光ガイドの会がおこなっています。

◇うたまつりスタッフ~園内を照らす800個の缶とうろう!毎日、手作業で点灯・消灯しています
うたまつり期間中の夜は、ホタルの光が良く見えるよう、園内の電灯を消しています。暗くなった園内の足元を照らすのは、なんと800個もの缶とうろう。
この缶とうろうにはロウソクが入っていて、毎日手作業で一つずつ点灯・消灯しています。

◇市内年長児・ろう学校児童~缶とうろうにお絵描き!ろう学校も加わり、ますますにぎやかに
缶とうろうの一部に、絵が描いてあるのはご存じでしょうか?これは毎年、市内保育園の年長児にお絵描きを依頼しているもの。可愛らしい絵が目を惹きます。
今年からは市内にある県立ろう学校の児童にも依頼し、さらにパワーアップ。家族と一緒に、自分の描いた絵を見に来る子どもたちの姿が見られました。

◇観光ボランティアガイド~観光客向けにガイド案内
市内ホテル宿泊者を対象に、ガイド案内を行っています。
お客さんが暗くて慣れない園内で迷子にならないよう、目印のちょうちんを持って案内しました。

山梨市ボランティア観光ガイドの会
会長 駒田さん
ホタル観賞に来たみなさんにゲンジボタルの説明と、万力公園のガイドを行いました

◇市文化協会茶道部~静かな茶室で日本文化に触れるひととき
休憩所「良庵」では、市文化協会茶道部のみなさんによるお茶会が開かれました。

緊張しつつも楽しみながら、日頃の稽古の成果を提供する場になっています

◇市商工会~美味しい!楽しい!飲食店街
焼きそば、たこ焼き、かき氷、金魚すくいなど…いろいろな屋台は、見ているだけでもワクワク。この飲食店街ブースは山梨市商工会が運営しています。ごみ袋の回収や巡回を行っています。

山梨市商工会
イベント部会長 雨宮さん
うたまつりを盛り上げるために出店しています!
今年は出店の配置を工夫しました。毎年いろいろ模索しています。

◇だれでもミュージシャン~弾き語り、ダンスなど、にぎやかに大集合!
一般の方が自由にステージパフォーマンスできる、だれでもミュージシャン。日頃の練習の成果を発揮し、今年も多彩なパフォーマンスを披露しました。

◇市観光大使~市出身のアーティストが万葉ステージできらめく!
個性豊かな山梨市観光大使のみなさんがステージを盛り上げました。
左から、桜チョメ吉さん(ミュージシャン)、若林秀和さん(童謡歌手)、小倉浩二さん(シャンソン歌手)、根津まなみさん(歌手)

◇Special Thanks!
一生懸命光ってくれたホタルたち。観賞に訪れた多くの人の目を楽しませてくれました。

◇and more…
イベントを盛り上げるためには、みなさんの参加が不可欠です。
来年は第30回の節目を迎えます。ぜひ一緒に「万葉うたまつりとホタル観賞会」を盛り上げていきましょう。

問合せ:観光課観光企画担当
【電話】内線2148

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