■車に乗っているときに地震が来たら…
ゆっくり減速し、道路の左側に停車する
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揺れがおさまるまで車内で待機する:スマートフォンやラジオで地震の情報や交通情報を確認しましょう。自分の判断でむやみに行動せず、警察やパトロール隊の指示に従いましょう。
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避難が必要なときは、キーは車内に残す:緊急車両や救援車両の通行の妨げになった場合、すみやかに異動させる必要があります。キーは目立つところに置いて、ドアをロックしない状態で避難しましょう。
「急ブレーキは危険です!焦らず停車」
「愛車も大事ですが、命を最優先に!」
■定期的に防災グッズを点検しましょう!
防災グッズや備蓄品は、定期的なチェックが必要です。一度備えたから大丈夫!ではありません。この機会に、見直してみませんか?
消費期限・賞味期限の確認:非常食は通常の食品に比べて消費期限が長くなっていますが、それでもいつかは期限がやってきます。消費期限が迫ったものは食べ、新しいものを買い足しましょう(ローリングストック)
電池の確認:一般的なアルカリ乾電池の寿命は3年~5年です。また、電池を使うグッズの場合、電池の液漏れで使用できなくなることもあるので、電池は外して別で保管しておきましょう。
追加するべきものはないか:環境が変化して、必要なものが変わっている可能性があります。子ども用品、常備薬など、今の自分に合ったものを備えましょう。
「まだまだ大丈夫と思っていたけどいつの間にか…」
「ライトやラジオが使えるかも確認しよう!」
「どんなものを入れていたっけ…?」
■車にも、防災対策してありますか?
車での移動中に、巨大地震などの災害に直面することがあるかもしれません。とあるアンケートによれば、車に防災グッズを備えている人は約2割といわれています。
「帰れなくなる可能性」を考えて、車内に災害用品を常備しておけば、安心感が高まります。
水と食料:夏場の車内は高温になるため、高温でも長期保存できる食料を備えてください。最近では車搭載対応の水や食料も販売されています。
携帯トイレ:災害時だけでなく、渋滞時にも活用できます。携帯トイレを使用するときに、目隠しできるものがあると、より安心です。
衛生用品:ウエットティッシュ、ビニール袋、生理用品、歯ブラシ、タオルなど。感染症対策のマスクも忘れずに。災害時にはケガをすることも多いので、絆創膏や消毒液もあると安心ですね。
ライト:乾電池式は高温保存が危険ですので、手回し充電やソーラー充電式のものがおすすめです。ラジオ付きだと情報収集もできてさらに便利です。
防寒アイテム:寒いと体力を消耗してしまうので、災害時の保温は非常に大事です。アルミブランケットは保温効果もあり、コンパクトなのでおすすめ。
車で使える充電器:安否確認や情報収集のために使うスマートフォン。充電の確保のために、シガーソケットを利用して充電できるようにしておきましょう。
■家庭の状況に合わせた万全な備えを!
市の避難所にも備蓄品がありますが、一般的な人が生き延びるために必要なもので構成されています。
赤ちゃん用の粉ミルクなども用意されていますが、大きな災害では行き届かなかったという声がよく聞かれます。また、アレルギーに配慮した食事の入手も難しい状態になります。
こうした個別対応が必要な食料や物資は、外部からの支援で届くのも特に遅れますので、より多く用意しておくことが必要です。
子どもがいる家庭:
・ミルクセット
・離乳食
・携帯カトラリー
・紙おむつ
・おしりふき
・抱っこひも
高齢者のいる家庭:
・大人用紙パンツ
・杖
・補聴器
・介護食
・入れ歯・洗浄液
・持病の薬
・お薬手帳のコピー
ペットのいる家庭:
・ペットフード
・予備の首輪・リード
アレルギーのある家庭:
・アレルギー対応の食品
・常備薬
・お薬手帳のコピー
・マスク
女性のいる家庭:
・生理用品
・おりものシート
・中身の見えないゴミ袋
問合せ:防災危機管理課危機管理担当
【電話】内線2443
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