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輝く笑顔 いちかわみさと シリーズ男女共同参画 Vol.172

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山梨県市川三郷町

■男女共同参画について私が思う事
私は、昨年度から男女共同参画推進委員となり、2年になります。 
最初は男女共同参画のことが理解できなく戸惑いもありました。しかし、委員として学んだことを、家庭、職場、地域社会など様々な分野に当てはめ、過去とは違った観点で私なりに見て来ました。 
家庭では、結婚して40年近くなりますが、当時は「私が仕事に専念するから妻には家庭(家事、育児)を守ってほしい」と決まり文句を言っていた事を思い出します。今では状況が変わり、掃除、洗濯、炊事など行う事もあるので、家庭では男女共同参画を推進している方向に進んでいると思います。 
しかし、職場、企業ではまだまだ遅れているのではと思います。その背景として、女性のキャリア形成支援や、男性、女性両方に対して仕事と育児・介護などの両立を支える制度などが十分でない事が要因の一つだと思います。 
男性も女性も、家庭や社会を共に担い、個々の能力・個性を活かした社会を実現する事を願います。 
地域社会においてもまだまだ課題があると思います。例えば震災が起きた時の対応では、女性用のトイレや着替えスペースの設置が少ないなどと言われています。緊急時だからではなく、そういう時こそジェンダー平等な社会を実現してほしいです。 
私の知人(男性)に育児参画しているか、仕事と両立できているか聞いてみました。何とか両立できているそうですが、職場にはあまり理解してもらえず、結構悩んでいるようです。 
今の世の中は、性別を問わず、仕事や家庭において自らの希望や能力に沿った形で自分らしく生きる事を重要視している傾向があります。 
身近な問題として感じる事は、育児に積極的な父親も、職場の理解が得られず思うように参画できないのでは?と感じます。その一方で、父親が家事、育児を一緒に行うという意識を持たず、母親がワンオペで行っている状況が多くみられる社会になっているのも事実です。
「男女共同参画」はなぜ必要か、今の若い世代はかなり理解しているように感じます。

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