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とびだせ!市民レポーター!

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山梨県甲府市

■「手話奉仕員養成講座」の様子を見てみよう!
「手話奉仕員養成講座」は、毎年5月から翌年3月まで、毎週水曜日、午後7~9時に開催されている手話講座です。受講者のリアルな感想を取材してきました!

●手話奉仕員養成講座とは?
聴覚障がい者のコミュニケーションの円滑化を図るため、1970年、国が手話通訳制度として「手話奉仕員養成事業」を開始しました。現在は市町村事業として『厚生労働省手話奉仕員養成カリキュラム』に基づいて実施されています。ろう者の生活や関連する福祉制度などについての理解促進、手話で日常会話を行うために必要な手話語彙(ごい)、手話表現技術の習得が目標です。

●手話初心者でもわかりやすい講義
手話を言語として生活している講師と、手話通訳の資格をもつ講師がペアになって指導してくれます。この日の講義は〈聴覚障がい者の活動と福祉制度〉について。手話は言語であること、社会的障壁、例えば街の中で手話を使うと白い目で見られる、“就労の幅が狭い”などの聴覚障がい者の歴史について説明していました。“内容が難しいのかな?”と思いましたが、質問をするなど、お互いにやり取りをしながら進めており、初心者でもわかりやすかったです。

●受講者に聞きました!
何人かに話を聞いてみたところ、「いつも同じ人ではなく、いろいろなろう講師と通訳講師が指導してくれるので、おもしろくて楽しい!」と笑顔で話してくれました。「聞こえない人と手話で会話できるレベルを目指したい」、「手話を習得して、行事やイベントなどで何か手助けになれたら」、「記者会見など知事や市長の隣で通訳できるレベルを目指したい」、「病院に勤めているので、来院するろう者のためにも病院内に手話を普及させたい」などの目標も教えてくれました。皆さんの夢が実現できるよう、応援しています!

◇今月の担当レポーター 深澤朗子
ろう講師が手話指導をしながら、通訳の講師が読み取って伝えたり、受講者の言いたいことを通訳したりするので、手話がわからない人も安心して受けられますね!「聞こえない人と手話で話をしたい」、「手話を扱ったテレビドラマを見て覚えたいと思った」など、受講のきっかけもさまざまでした。皆さんも、気軽に受講してみませんか?

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