■「住みたいまち!住んでよかったまち!」~甲運地区~
甲運地区は、本市の東部に位置し、ぶどう栽培の産地として発展してきましたが、近年は西関東連絡道路や和戸町竜王線の整備に加え、新山梨環状道路北部区間(広瀬~桜井)の事業着手、またぶどう農家の高齢化による農地の宅地化が進み、生活環境も大きく様変わりしてきています。
さて、当地区は令和5年4月1日現在、5自治会(和戸、川田、桜井、横根、三ツ石)80組3,198世帯6,403名で構成され、高齢化率は、28.7%と徐々に高齢化が進んでいる状況です。
地域内には、甲運小学校、甲運保育所、東部窓口センター、山梨学院大学のスポーツ施設、山梨英和大学、県立青少年センターなどがあり、教育・スポーツ面で充実した地域ではありますが、福祉や公園設置等の充実が今後の課題となっています。
活動状況としては、コロナ禍で3年余り活動中止となっていましたが、令和5年度当初に「甲運地区自治会、組長、諸団体長、社会福祉協議会の地域推進員、民生・児童委員の合同全体会議」を実施し、8月の甲運地区夏祭りは、平成30年に1,000名超の住民の参加がありましたが、その後、コロナ禍や台風の影響により5回中止となりました。昨年11月のウォーキング大会は、万全なコロナ対策のもと、愛育会、食生活改善推進員の協力を得て毎年実施し、活動は一部でありますが当地区に住み、高齢になっても元気で活躍できる地域づくりを推進しています。また、甲運小学校において、令和5年度から導入されたコミュニティ・スクールに向けての組織づくりとして、学校運営協議会が設置され、学校と地域の自治会、諸団体との協力により、登下校時の安全・安心パトロール(自治会)、昔の遊び体験(1年生、シニアクラブ)、特産のぶどう畑の見学、校内へ甲州ぶどうの植樹(3年生、自治会)、ほうとう作り(5年生、食生活改善推進員)、ミシンを使う授業の手伝い(5・6年生、愛育会)、地域の歴史探訪(6年生、自治会)など、子どもたちとの活動を通して、子どもたちの豊かな成長と地域の未来のために、学校と地域がパートナーとして互いに連携・協働することにより、活気で満ち溢れる甲運地区を創り上げていきたいと考えています。
甲運地区自治会連合会 会長 山田泰彦
問合せ:協働推進課
【電話】237-5298
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