地域公共交通のリ・デザイン File01 みんなでつくる持続可能な公共交通

3／45

■未来に残す地域公共交通
市の地域公共交通は、鉄道、民間路線バス、タクシー、市民バス等で形成されています。しかし、利用者の減少や運行経費の増加など、大変厳しい状況に置かれており、地域公共交通を維持し、未来に残すためにも、地域のみなさんで「リ・デザイン(再構築)」に取り組む必要があります。

◯地域公共交通の「リ・デザイン(再構築)」とは
公民、交通事業者、他分野共創の「3つの共創」、自動運転などデジタル技術を実装する「交通DX」、車両のEV化や再生可能エネルギー地産地消などの「交通GX」を通じて、地域公共交通の利便性・生産性・持続可能性を高める取り組みです。

■地域公共交通ができること
◯移動手段の確保
運転のできない学生や高齢者、障がい者、妊婦等の交通手段の確保

◯にぎわいの創出や健康増進
外出機会の増加によるにぎわいの創出や、「歩いて暮らせるまちづくり」による健康増進

◯交流人口・関係人口の増加
観光客等来訪者が移動する際の利便性・回遊性の向上に伴う、交流人口や関係人口の増加

■令和6年度「かいのり」実証運行
AIオンデマンド交通「かいのり」は、定時・定路線とは異なり、利用者の予約に応じて車両が停留所間を最短経路で運行するサービスです。
市地域公共交通会議が実施主体となり、今年度も「かいのり」の実証運行を行います。

運行期間：11月～12月
運行時間：午前7時～午後8時
運行地域：市内全域
利用料金：有料

※詳細は、広報11月号や市ウェブサイトでお知らせします→QRコードは広報本紙に掲載

問合せ：経営戦略課(本館3階)
【電話】055-278-1678