■食生活改善推進員さんがすすめる食育活動
食生活改善推進員食改(しょっかい)とは、「私達の健康は私達の手で~のばそう健康寿命つなごう郷土の食~」をスローガンに、子どもから高齢者まで、食を通した地域の健康づくり活動をすすめているボランティア団体です。
令和5年度に実施した食育活動を紹介します。
◆おやこの食育教室
調理の体験を通して、親子が共に食事の大切さを学び、併せて親子のコミュニケーションの大切さを伝えることを目的に開催しました。
市内の小学生を対象に「おやこの食育教室」を行いました。テキストと食育ランチョンマット、食育バンダナなどを活用し、バランスの良い食べ方や料理の楽しさを伝えました。子どもたちは材料を切ったり、炒めたり、型抜きをしたり、ドーナツの生地を丸めたりと、親子で会話を楽しみながら調理をしていました。(春日居支部食改)
○子どもの感想
・いろいろ包丁で切れて楽しかった。
・料理の腕前が上がった気がする。
・ママとやって楽しかった。
・包丁の使い方がよくわかった。
・みんなで協力してできた。
○保護者の感想
・子どもたちがとても楽しく取り組んでいて、野菜も食べてくれて感動でした。参加して良かったです。
・日々忙しく料理をするので、ゆっくり時間を気にせず包丁を使わせてあげられてよかったです。
・料理が楽しいという事を体験させてもらえて良かったです。
◆すだちの教室
これから独り立ちする高校3年生を対象に「、食事の大切さ」などを伝えています。
笛吹高校3年生を対象に「すだちの教室」を行いました。卒業後の生活に役立ててもらえるよう、会員による食の大切さの講義の後、生徒たちと調理実習を行いました。今年は「タコライス」「ブロッコリーとかぼちゃのサラダ」「コーンスープ」を作りました。短時間でしたが、調理の楽しさも感じてもらえたと思います。(石和支部食改)
○生徒さんの感想
・今回、朝ごはんの大切さや食事のバランスなどいろいろな話を聞いて、食べることの大切さに気づかされました。
・初めて「タコライス」を作りましたが、とても簡単で美味しいので、家でも作ってみようと思いました。
・将来の自分にかかわる食事のバランスの講義がとても役に立ちました。
・楽しく調理できました。私は、進学したら一人暮らしなので、今日実習で教わったことを生かしていけたらなと思いました。これから、バランスの良い食事を心がけたいです。
■食改さんの旬の野菜レシピ
「タコライス」
1人当たり(ごはん150gの場合)
エネルギー:455kcal
食塩相当量:0.9g
○材料(1人分)
ごはん…150~200g
合いびき肉…50g
玉ねぎ…50g
ピーマン…10g
サラダ油…小さじ1/4
〔A〕
ケチャップ…大さじ1/2
塩…少々
こしょう…少々
水…小さじ1
レタス…20g
ミニトマト…3ヶ
細切りチーズ…20g
○作り方
(1)玉ねぎ・ピーマンはみじん切り、レタスはせん切りにする。ミニトマトはへたをとって4等分に切っておく。
(2)フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎとピーマンをしんなりするまで炒める。
(3)2にひき肉を加え、色が変わるまで炒めたら、Aを入れて煮る。水気がなくなったら火を止める。
(4)温かいごはんを器に盛り、3、レタス、ミニトマト、チーズを盛り付ける。
問合せ先:健康づくり課 成人保健担当
【電話】055-262-1972
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